東京都青梅市に架かる奥多摩橋は、その美しい構造と歴史的価値が評価されている一方で、恐怖の心霊スポットとしても知られている。今回は、奥多摩橋のウワサの心霊話を紹介する。
奥多摩橋とは?
奥多摩橋(おくたまばし)は、東京都青梅市柚木町から二俣尾にかけて、多摩川に架かる東京都道200号柚木二俣尾線のアーチ橋である。
橋の長さは177.23メートルで、アーチ橋とトラス橋の構造が特徴であり、土木学会選奨土木遺産に指定されている。
奥多摩橋は、第二次世界大戦前の道路用アーチ橋として最大支間長108メートルを誇り、アーチの高さが大きな特徴である。
側径間には上路ボーストリングトラスが採用されている。
歴史
奥多摩橋は1939年(昭和14年)に完成し、5月15日に開通した。
1991年(平成3年)にはRC床版から鋼床版に交換し、歩道設置や景観整備が行われた。
2009年(平成21年)には土木学会選奨土木遺産に選定された。
奥多摩橋の心霊現象
奥多摩橋の心霊現象は、
- 少女の霊が出る
- 老婆の霊が出る
である。奥多摩橋は、その恐怖の歴史から常に人々の恐れの対象となっている。
この橋では毎年のように自殺が繰り返され、そのため自殺者の霊が彷徨っていると云われている。
さらに、橋には少女や老婆の霊が現れるとの目撃談も絶えない。
昔、この橋で突然姿を消した女の子の話が語り継がれており、その少女の霊がこの場所に出没するとされている。
特に夜になると、橋の上に突然現れる少女の霊が、目に見えぬ影のように通行人を恐怖に陥れるという。
また、老婆の霊も目撃されている。
彼女はお遍路さんのような菅笠を被り、経文や真言のようなものをブツブツと呟きながら、橋の周りを徘徊しているとのことだ。
その呟きはまるで死者の呪詛のように耳に残り、背筋を凍らせるという。
奥多摩橋には神隠しや霊の伝説が交錯し、その不気味な雰囲気が訪れる者を恐怖に包み込んでいる。
橋に潜む霊たちは、その冷たい風の中で、永遠に彷徨い続けているとされているのだ。
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