東京都世田谷区にある砧公園の「第六天の森」には、古くからの言い伝えに基づいた呪われた切り株が存在している。今回は、この「呪いの切り株」にまつわる心霊話を紹介する。
呪いの切り株(第六天の森)とは?
「呪いの切り株」は東京都世田谷区の砧公園近くにある。かつてこの場所には「第六天神社」という神社が鎮座し、その周囲は鬱蒼とした森であった。
「第六天の森」と呼ばれたこの森は、江戸時代からその神秘的な力を信じられてきた。
特にこの森のご神木には強い霊的な力が宿るとされ、伐採を試みた者が次々と不運に見舞われる出来事が伝えられている。
1964年の東京オリンピックを前にした都市開発の際、このご神木を切り倒す計画が持ち上がったが、作業員が事故に巻き込まれたり、工事が思うように進まなかったため、伐採は断念された。
そして現在も、切り株としてその場所に残っている。
呪いの切り株(第六天の森)の心霊現象
呪いの切り株(第六天の森)の心霊現象は以下のように報告されている。
- 切り株に触れると祟りに遭う
- 切り株を切り倒そうとした人が急死する
- 付近で謎の事故や不運が頻発する
- 切り株の近くで奇妙な声が聞こえる
これらの現象はいずれも、この場所に宿る霊的な力や第六天神社の祟りが関係しているとされる。
切り株に触れると祟りに遭う
最も有名なウワサは、切り株に触れると祟りに遭うというものである。
過去には、興味本位で切り株に触れた者が後日交通事故に巻き込まれたり、急な病に倒れたという話が伝わっている。
このため、地元の人々や訪れる者の間では、この切り株に決して触れてはならないという警戒心が根強い。
切り株を切り倒そうとした人が急死する
過去にご神木の枝を切り落とそうとした住民が、後日原因不明の急死を遂げたという事件も伝わっている。
このような出来事が続いたため、地域住民の間ではこの木を触ることがタブーとされてきた。
ご神木に宿る強力な霊的エネルギーが、そうした不幸を引き寄せたと考えられている。
付近で謎の事故や不運が頻発する
呪いの切り株の周囲では、しばしば奇妙な事故や不運が発生することが報告されている。
特に、切り株に近づいた者が怪我をしたり、何らかのトラブルに見舞われることが多いと言われており、地元ではこの場所に近づかないようにという注意が広がっている。
呪いの切り株(第六天の森)の心霊体験談
ある訪問者が切り株の近くを散策していた際、突如冷たい風が吹き、誰もいないはずの場所から声が聞こえたという。
この訪問者はその後、急に体調を崩し、数日間病床に伏したと報告している。
また、別の人物は切り株の写真を撮ろうとしたところ、カメラが故障し、奇妙なノイズが映り込んだという。
呪いの切り株(第六天の森)の心霊考察
これらの心霊現象は、第六天の神にまつわる伝説や、地域に根付く信仰が強く影響していると考えられる。
古くからこの地に存在したご神木は、強い霊的なエネルギーを宿し、切り株となってもなおその力が衰えていないのかもしれない。
祟りや不運に遭うとされる現象は、神聖な木を軽視することへの警告と捉えることもできる。
訪問する際は、興味本位で切り株に触れることは避けるべきである。
この呪いの切り株は、現代でも多くの人々を引き寄せては恐怖を与える存在であり、心霊スポットとしてその名を轟かせ続けている。
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