竹ノ塚駅は東京都足立区に位置し、2022年に高架化が完成してからは、見違えるように整備された。しかし、この駅には昔から不吉な噂が絶えない。「魔の踏切」として知られた事故多発の場所としての背景が、今でも様々な心霊現象を呼び込んでいるという。今回は、竹ノ塚駅にまつわる恐ろしいウワサの心霊話を紹介する。
竹ノ塚駅とは?
竹ノ塚駅は東武伊勢崎線の駅で、各駅停車の列車のみが停車する駅だ。
新しく高架化され、駅周辺には商業施設「エキア」も開業し、飲食店やショップが充実している。
また、駅のホームは木組み構造で温もりを感じさせ、ベンチやトイレスペースも非常に使いやすく整備されている。
1階には冷凍食品の自動販売機やアマゾンの受け取りロッカー、レンタル傘などの便利な設備も揃っている。
しかし、この美しい駅の裏側には、長年にわたって続く恐怖の心霊現象が存在しているのだ。
竹ノ塚駅の心霊現象
竹ノ塚駅では、以下のような心霊現象が目撃されている。
- 踏切での事故に関連する女性の幽霊が現れる
- ホームの壁に親子の影が浮かび上がる
- 深夜になると、謎の足音や声が響く
- 踏切付近で「シャカシャカ」と呼ばれる幽霊が出没する
これらの現象は、駅の過去の事故や、竹ノ塚周辺の治安が悪いことも関係しているのかもしれない。
竹ノ塚駅は「魔の踏切」として知られ、開かずの踏切で事故が相次いだ。
その中でも特に有名なのは、ある中国人女性が夫のDVから逃れるために飛び込み自殺を図ったという事件だ。
彼女の霊が今でも踏切付近に現れるという。飛び込み後、彼女の体はバラバラになり、未だにその場所で彼女の亡霊を目撃する人が後を絶たない。
さらに、竹ノ塚駅のホームでは親子の影が浮き出ているという噂がある。
これは壁に不自然なシミがあり、それが親子が手をつないでいるように見えるという話だ。
心霊写真を撮影する人もいるが、特に深夜にそのシミがより鮮明に見えるとされている。
また、かつては「シャカシャカ」と呼ばれる幽霊が竹ノ塚駅と西新井駅の間に出没すると言われていた。
この幽霊は夕方になると現れ、踏切付近をさまようという。この幽霊に遭遇すると、不運が続くとされ、地元住民の間では怖れられていた。
竹ノ塚駅の心霊体験談
ある住民の体験談によると、竹ノ塚駅の踏切を渡ろうとしたとき、足元の木製の舗装から血があふれ出てきたという出来事があったという。
その住民は、兄弟とともに踏切を渡っていたが、二人とも同時にその血を目撃し、足がすくんだ。
しかし振り返ると、そこには何もなく、ただの幻覚だったのかと思ったが、同時に見た兄弟の言葉により、ただの幻覚ではなかったのかもしれないと考えるようになった。
別の証言では、踏切を渡る際に、不気味な足音や声を聞いたというものがある。
振り返ると誰もいないが、その足音はしっかりと彼の耳に残っていたという。
竹ノ塚駅の心霊考察
竹ノ塚駅の心霊現象は、多くの事故や悲劇が重なった結果として説明できるだろう。
「魔の踏切」として知られるこの場所は、数多くの犠牲者を出しており、その怨念が今でも踏切や駅構内に漂っているのかもしれない。
特に女性の幽霊や親子の影に関しては、踏切やホームでの悲劇的な出来事に起因するものだろう。
竹ノ塚駅の周辺は、治安が悪いことで知られており、これもまた霊的な影響を与えているのかもしれない。
犯罪や事故が頻発する地域では、そうした負のエネルギーが蓄積され、心霊現象を引き起こすと言われている。
竹ノ塚駅を訪れる際には、これらの心霊現象を頭に入れておくと、実際に何かを感じることができるかもしれない。
特に夜間の訪問は、あまりお勧めできない場所である。
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