神奈川県に位置する「小坪トンネル」は、古くから心霊スポットとして名高い場所であり、多くの不気味な体験が報告されている。今回は、小坪トンネルのウワサの心霊話を紹介する。
小坪トンネルとは?
小坪トンネルは、神奈川県鎌倉市と逗子市を結ぶトンネルで、1930年代に完成した古いトンネルである。
神奈川県道311号鎌倉葉山線に位置するトンネルの正式名称は「小坪隧道」である。
周辺には逗子隧道、名越隧道など複数のトンネルが存在しており、これら6つのトンネルをまとめて「小坪トンネル」または「名越トンネル」と呼ぶこともある。
現在でも多くの人や車が通るが、その陰鬱な雰囲気から心霊スポットとして知られている。
トンネル自体は約300メートルほどの短い距離であり、周辺は木々が生い茂るため、昼間でも暗く、ひんやりとした空気が漂っている。
特に小坪トンネルは交通事故が多発している場所としても有名であり、事故死した人々の霊が彷徨っているという噂が後を絶たない。
心霊現象が多発するため、訪れる人々の間で話題となっている。
小坪トンネルの心霊現象
小坪トンネルで報告されている心霊現象は次の通りである。
- 女性の霊の目撃
- 無数の手形が車に付く
- 誰もいないのに聞こえる足音や声
- 車に乗り込んでくる霊
これらの現象は、特に深夜に多く報告されており、トンネルを通過する者に強烈な恐怖を与えている。
女性の霊の目撃
小坪トンネルで最も有名な心霊現象は、女性の霊の目撃談である。
この霊は、トンネル内に佇む姿や、突然車の前に現れる姿が報告されている。
事故死した女性の霊であると噂されており、運転者に強烈な恐怖を与える。
また、女性の霊がバックミラーに映り込むという話も多い。
無数の手形が車に付く
もう一つ有名な現象は、トンネルを通過すると車に無数の手形が残されるというものである。
この手形は、車を洗車した直後でも付いていることがあり、手形の大きさが様々であることから、事故で亡くなった人々の霊がその存在を示しているのではないかと噂されている。
誰もいないのに聞こえる足音や声
トンネル内を歩いていると、背後から足音が聞こえるが、振り向いても誰もいないという現象が頻繁に報告されている。
また、「助けて」という声や「ここから出て行け」といった警告のような声が聞こえることもある。
この現象に遭遇した者は、恐怖のあまりその場を立ち去ることが多い。
車に乗り込んでくる霊
小坪トンネルを車で通過すると、後部座席に霊が乗り込んでくるという話が広まっている。
特に女性の霊が後部座席に座り、運転者に視線を送り続けるという体験談が多く、霊感の強い者がこの現象に遭遇することが多いという。
小坪トンネルの心霊体験談
ある男性が夜中に小坪トンネルを車で通過した際、突然フロントガラスに女性の顔が浮かび上がり、強烈な恐怖を感じたという。
急いで車を止めて確認したが、周囲には誰もおらず、その場をすぐに立ち去ったという。
また、別の体験者は、トンネル内で足音を聞き、振り向いた瞬間に背後に白い影が立っていたという。
この体験者は二度と小坪トンネルを訪れないと語っている。
小坪トンネルの心霊考察
小坪トンネルは、その歴史と多発する交通事故が心霊現象の原因であると考えられている。
事故で亡くなった者たちの霊が成仏できず、トンネル内を彷徨っているというのが一般的な解釈である。
また、トンネル周辺はゼロ磁場と呼ばれる地帯で、磁場が歪むことが霊の出現に関係しているのではないかという説もある。
トンネルを訪れる際は、軽い肝試しの気持ちで行くと危険な目に遭うことがあるため、慎重に行動すべきである。
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