打越橋は、神奈川県横浜市南区に位置する、昭和3年に建設された歴史ある橋である。ここは古くから自殺の名所として知られており、そのためか多くの心霊現象が報告されている。今では地元でも有名な心霊スポットとなり、夜な夜な恐怖を求める者が訪れている。今回は、打越橋のウワサの心霊話を紹介する。
打越橋とは?
打越橋は、関東大震災の復興事業の一環として建設され、「かながわの橋100選」にも選ばれた名橋である。
もともとこの場所は丘であり、切通しによって道を切り開き、その上に橋が架けられた。
この際、削られた土砂は山下公園の造成に使用されたと言われている。
橋は当初、桃色に塗装されていたが、その後朱色に変更され、周囲の緑との調和が美しい。
打越橋からの夜景は絶景としても知られており、観光スポットとしても人気が高い。
自殺防止のために柵が設けられており、当初の柵を越える者がいたため、二段階にわたって増設された。
さらに、橋の脇から回り込むことで飛び降りようとする者も現れたため、脇も塞がれる形となった。
橋の中央部には、近くの教会からの言葉がプレートとして掲げられ、思いとどまるよう促している。
打越橋は、歴史的な橋でありながら、心霊スポットとしても有名である。
橋の下を市電が走っていた過去もあり、今もなおその不気味な雰囲気を漂わせている。
打越橋の心霊現象
打越橋で目撃されている心霊現象は次の通りである。
- 橋の下を通る車に自殺者の霊が飛び込んでくる
- 車が橋の下を通過するとハンドルが急にとられる
- バラバラになった体の一部(首、腕、足など)が浮遊する
- 橋の上で突然下に引っ張られる感覚に襲われる
これらの現象は、特に夜間に多く報告されており、訪れる者に強烈な恐怖を与えている。
自殺者の霊が車に飛び込む
打越橋で最も恐ろしい心霊現象の一つが、橋の下を車で通過する際に、自殺者の霊が突然飛び込んでくるというものである。
運転者がふと気づくと、フロントガラスに幽霊の姿が現れ、車内に恐怖が走る。
この霊は、自殺した者の魂が未だに成仏できずに彷徨っていると言われている。
車の異常現象
橋の下を通る車が突然ハンドルを取られたり、エンジンが止まったりする現象も多く報告されている。
この現象は霊的な力が影響していると考えられており、自殺者の霊が車に干渉しているという噂がある。
運転中に急に車が制御不能になるという恐怖は、訪問者に強い警戒心を植えつける。
バラバラの体が浮遊する
打越橋の周囲では、バラバラになった自殺者の体の一部が浮遊するという報告がある。
首や腕、足が宙に浮いて見えるという恐ろしい光景が目撃され、これらの現象は自殺者の魂が安らかに眠れず、苦しみ続けている証拠だとされている。
下に引っ張られる感覚
橋の上に立っていると、突然下に引っ張られるような感覚に襲われるという現象も広く知られている。
この現象は、自殺者が自分と同じように飛び降りさせようとしているのではないかと噂され、特に夜間にはこの恐ろしい感覚に襲われることが多い。
打越橋の心霊体験談
ある訪問者は、深夜に打越橋を通り過ぎた際、フロントガラスに幽霊が飛び込んできたという。
その恐怖で急ブレーキをかけたものの、周囲に霊の姿は見当たらなかったという。
また、別の体験者は、橋の下を通るときに車のハンドルが急に取られ、事故寸前まで至ったという報告がある。
打越橋の心霊考察
打越橋での心霊現象は、過去に多くの自殺が行われたことに起因していると考えられている。
橋から飛び降りた自殺者の魂が成仏できず、この地に留まり続けているという説が有力だ。
特に、橋の下で起こる車への干渉や、バラバラになった体の浮遊などは、霊の強い執着心が現れているのかもしれない。
打越橋は、安易な気持ちで訪れると危険な目に遭う可能性が高い場所であり、肝試しなどで訪れることは強く警戒すべきである。
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