平塚市食肉センター跡地では、かつて動物の処理が行われていた場所であり、現在は公園となっているが、慰霊碑などが残る不気味な雰囲気が漂っている。今回は、平塚市食肉センター(食肉衛生検査所跡)のウワサの心霊話を紹介する。
平塚市食肉センター(食肉衛生検査所跡)とは?
平塚市食肉センターは、神奈川県平塚市に1965年に開設された食肉加工場であった。
2階建てと平屋建ての建物から構成され、牛や豚の解体処理が行われていたが、2002年に統合によって閉鎖された。
施設内には、加工機器やコンベアが残されていたほか、動物の慰霊碑として「大地」「豚」と名付けられた石碑が設置されていた。
そこには「多くの諸畜の尊い犠牲と功徳に対し感謝の誠を捧げる」という言葉が刻まれている。
この施設は2006年頃に外壁に多くの落書きが見られ、2011年までにはほとんどの施設が解体されてしまった。
跡地は現在公園として利用されているが、一部の建物(食肉衛生検査所)や慰霊碑は残されている。
平塚市食肉センター(食肉衛生検査所跡)の心霊現象
平塚市食肉センター跡地では、以下の心霊現象がウワサされている。
- 四つん這いの女性に追いかけられる
- 動物の霊が猛スピードで追いかけてくる
- 夜中に動物の鳴き声や足音が聞こえる
- 畜霊供養塔の周りで謎の人影が目撃される
これらの現象が、施設が稼働していた頃に大量の動物が屠殺されたことに関連しているとされる。
「四つん這いの女性に追いかけられる」というウワサがこの場所で最も有名なものである。
この現象は、特に夜に跡地を訪れた人々が体験している。
四つん這いで這ってくる女性の姿は非常に恐ろしく、見た者はそのまま逃げ出してしまうと言われている。
また、「動物の霊に追いかけられる」というウワサもあり、これは施設で屠殺された動物たちの霊が関係していると言われている。
夜になると、跡地で動物の鳴き声や足音が聞こえることがあり、特に供養塔の周りで奇妙な音がするという報告が多い。
これらの現象は、動物の供養が十分に行われていないため、霊が安らぎを求めて現れているのではないかと考えられている。
平塚市食肉センター(食肉衛生検査所跡)の心霊体験談
跡地を訪れたある男性が、深夜に慰霊碑の近くで不気味な足音を聞いたという。
その足音は彼に近づいてきたかと思うと、急に消えてしまった。
また、別の訪問者は、夜中に車で敷地を通りかかった際、車の窓に突然動物の影が映り込んだという。
さらに、供養塔の近くで謎の人影を見たという報告もあり、近づいてみると誰もいなかったという不気味な体験談が後を絶たない。
平塚市食肉センター(食肉衛生検査所跡)の心霊考察
平塚市食肉センター跡地での心霊現象は、動物の大量処理が行われていた場所という歴史と、供養が不十分であったことが原因である可能性が高い。
特に供養塔に関連する現象が多く報告されており、動物たちの霊が今もこの場所にとどまっているのかもしれない。
また、四つん這いの女性という人間の霊が登場する背景については明確ではないが、屠殺された動物たちの霊が何らかの形で影響を与えていると考えることもできる。
この場所を訪れる際は、慰霊碑や供養塔の周りでの心霊現象に注意し、軽々しく足を踏み入れるべきではないだろう。
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