柏町市民の森

柏町市民の森は、横浜市旭区にある公園で、かつて鎌倉時代の古戦場「万騎が原」として知られている。この地では多くの戦死者が出たとされ、その霊的な影響から、さまざまな心霊現象が報告されている。今回は、柏町市民の森にまつわるウワサの心霊話を紹介する。

柏町市民の森とは?

柏町市民の森の外観

柏町市民の森は、平成27年(2015年)に横浜市旭区柏町に開園した自然豊かな公園である。

この地域は、かつて「万騎が原古戦場」として知られる鎌倉時代の古戦場であったと伝えられている。

元久2年(1205年)6月22日、畠山重忠がわずか134騎を率いて埼玉の菅谷から鎌倉へ向かう途中、北条軍によるだまし討ちに遭い、戦死した。

この時、北条軍は1万騎を超える兵を集めたため、この地は「万騎が原」と呼ばれるようになったと言われている。

一方で、別の説では、この地域にはもともと馬の牧場があり、「牧が原」と呼ばれていたものが訛り、「万騎が原」となったという。

いずれにせよ、かつてこの地で多くの命が失われたことは確かであり、その悲劇的な歴史が今日の心霊現象につながっているのかもしれない。

柏町市民の森の心霊現象

柏町市民の森で報告されている心霊現象は以下の通りである。

  • 武士の霊の出現

    夜になると、戦いで亡くなったとされる武士の霊が現れるという。

  • 首を洗う老婆の霊

    柏遊水池周辺で、首を洗う老婆の姿が目撃されることがある。この老婆は目が合うと追いかけてくると言われている。

  • 騎馬武者のうめき声

    森の奥深くから、騎馬武者たちが呻き声を上げるのが聞こえることがある。

  • 霧の中に浮かぶ人影

    霧が立ち込める日には、森の中に人影が浮かび上がり、近づくと消えてしまう。

これらの現象は、歴史的背景を持つこの地の因縁がもたらすものなのかもしれない。

柏町市民の森には、夜間に訪れると非常に不気味な雰囲気が漂っている。

特に戦国時代に起きた激しい戦闘に由来する霊の目撃情報が多い。

例えば、森の中をさまよう武士の霊が多く目撃されており、彼らは鎧をまとい、無念の表情で森の中を歩いているという。

この光景を目撃した者は、強い寒気とともに体が動かなくなり、その場から逃げ出せなくなることがあるという。

また、柏遊水池周辺では、首を洗う老婆の霊が現れるという。

この老婆は、敵将の首を洗うために使われていた「首洗い沼」に現れるとされ、目が合うと追いかけてくる。

その顔は無表情だが、目だけが異常に見開かれているといい、背筋が凍る思いをしたという体験談がいくつも報告されている。

さらに、夜遅くになると、森の奥から馬のひずめの音や、甲高い叫び声が聞こえてくることがある。

これは戦死した騎馬武者の怨霊が、未だにこの地をさまよい続けているためだと言われており、こうした音を聞いた者は決して森に近づいてはいけないとされている。

柏町市民の森の心霊体験談

ある女性が夜に柏町市民の森を散策していた時、突然誰かの気配を感じた。

振り返ると、白い着物を着た武士の霊がじっとこちらを見つめていたという。

驚いて逃げ出そうとしたが、体がすくんで動けなくなり、目の前の武士が消えるまでその場で立ち尽くしていた。

彼女はその後も数日間、同じ武士の夢を見続け、しばらく体調を崩してしまったという。

柏町市民の森の心霊考察

柏町市民の森の心霊現象の多くは、この地の歴史的背景に起因していると考えられる。

万騎が原古戦場として、かつて多くの命が失われたこの場所は、霊的なエネルギーが溜まりやすいとされており、また近隣にある柏遊水池の「首洗い沼」という伝説も、霊の目撃談を裏付けるものとなっている。

心霊スポットとして知られるこの地だが、興味本位で訪れることは避けるべきである。

訪問者が霊的な影響を受けることもあるため、くれぐれも注意して行動するようにしたい。

柏町市民の森の地図

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