神奈川県秦野市にある上智短大トンネル(天神隧道)は、地元で「自殺の名所」として恐れられている心霊スポットである。上智大学短期大学部のグラウンドの下を通るこのトンネルは、自殺者の霊が出没するとされ、その中には焼身自殺者の霊も含まれる。今回は、上智短大トンネルにまつわるウワサの心霊話を紹介する。
上智短大トンネル(天神隧道)とは?
上智短大トンネルは、1953年に造られたトンネルで、上智大学短期大学部の敷地を貫いている。
全長約218メートルのこのトンネルは、通行量は少ないものの、地元住民や学生にとっては馴染みのある通路である。
しかし、その一方で、数々の自殺者が出たことから、心霊スポットとしても知られるようになった。
特に恐ろしいのは、ここで自ら命を絶った人々の霊が現れるという点だ。
焼身自殺を図った者の霊が赤い炎として現れるという話や、深夜にトンネルを訪れると、誰もいないはずなのに複数の足音が背後から迫ってくるというウワサが絶えない。
上智短大トンネル(天神隧道)の心霊現象
上智短大トンネルでは、以下のような心霊現象が報告されている。
- 焼身自殺者の霊の出現
焼身自殺した霊が現れ、その霊が燃えていた当時の残像が、赤い炎として見えることがあるという。
- 複数の足音の幻聴
誰もいないはずのトンネル内で、複数人の足音が車に近づいてくる。この足音は次第に速くなり、最終的には走るような音に変わることもある。
- 霊的障害(霊障)
トンネル内で車を停めていた訪問者が、その場を離れた直後に左足に激痛を感じるなどの霊的障害を経験することがある。
- 赤い炎の目撃情報
トンネルの中で赤い炎が揺らめく様子が目撃される。これは焼身自殺を図った者の霊が残した痕跡であるとも言われている。
焼身自殺者の霊の出現
約40年前、このトンネルで1人の若者がガソリンをかぶって焼身自殺を遂げたとされる。
この悲劇の後、訪問者はトンネル内で赤い炎が揺らめく光景を目撃することがあるという。
その光景は、あまりにもリアルで、多くの人々が恐怖で立ちすくんでしまう。
霊は、自分の死を伝えたいのか、あるいは何かを訴えているのだろうか。
複数の足音の幻聴
ある肝試しグループの体験談によると、トンネル内で車を停めたとき、背後から複数の足音が聞こえてきたという。
その音は最初はゆっくりと、しかし徐々に速くなり、最終的には走ってくるように感じられた。
恐怖に駆られた彼らは慌てて車を発進させ、その場を去った。
この足音は、かつてここで自ら命を絶った者たちの霊が、現世に迷い続けている証拠かもしれない。
霊的障害(霊障)
トンネルを抜けた直後、訪問者が突然左足に激痛を感じたという話もある。
これは霊的な障害(霊障)とされ、霊が訪問者に何かしらの影響を及ぼそうとした結果だと考えられている。
霊障に遭った者は、その後もしばらく身体の不調に悩まされることが多いという。
赤い炎の目撃情報
トンネル内で赤い炎が揺らめくのを目撃するという現象は、焼身自殺者の残留思念であるとされる。
炎はまるで自らの死を再現するかのようにゆらゆらと揺れ、訪問者を恐怖で凍りつかせる。
この現象を目撃した者の多くが、強烈なショックを受け、その後もしばらく悪夢に悩まされるという。
上智短大トンネル(天神隧道)の心霊体験談
あるグループが肝試しに訪れた際、トンネル内で車を停めたところ、後方から複数人の足音が聞こえ、急に左足に痛みを感じたという。
また、別のグループは、赤い炎を目撃し、その場から動けなくなったと語っている。
このような恐怖体験は、訪問者の心に深い傷を残し、再びこの場所に近づくことを躊躇させる。
上智短大トンネル(天神隧道)の心霊考察
上智短大トンネルでの心霊現象は、過去にこの場所で起きた自殺や悲劇が深く関係している。
特に、焼身自殺を遂げた者の霊は、未だにこの場所に囚われ続けているのだろう。
訪れる際には、霊たちの安息を願い、軽い気持ちでの訪問は避けるべきである。
何らかの意図や思いを持つ霊たちに対し、敬意を持って接することが重要だ。
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