東植竹公園

埼玉県さいたま市北区に位置する東植竹公園は、一見すると地域住民に親しまれる平和な公園のように見える。しかし、かつてこの地には「源太郎山伝染病院」が存在し、今もなおその歴史が残した痕跡とともに、不気味な噂が語り継がれている。今回は、公園にまつわるウワサの心霊話を紹介する。

東植竹公園とは?

東植竹公園の外観

東植竹公園は、最寄り駅の北大宮駅から徒歩8分ほどの距離にあり、地域住民の憩いの場として利用されている。

しかし、その歴史を辿ると、この公園がかつて隔離病棟としての役割を果たしていたことがわかる。

大正11年(1922年)、結核やハンセン病といった伝染病患者を収容するため、大宮町鐘塚耕地からこの源太郎山に伝染病院が移転してきた。

当時、結核やハンセン病はほぼ不治の病であり、患者は社会から隔離され、家族と離れて生活を強いられていた。

そのため、この地で多くの命が失われ、病院が閉鎖された後も無念の想いを抱えたまま彷徨う霊たちがいると言われている。

病院は昭和30年代に宮原の別の施設に移転し、現在はその跡地に東植竹公園が建てられているが、周辺にはいまだに霊的な痕跡が残っているとされる。

東植竹公園の心霊現象

東植竹公園で報告されている心霊現象には、以下のようなものがある。

  • 病院時代の女性患者の霊が夜中に彷徨う
  • トイレで目撃される無表情な男性の霊
  • 深夜のベンチに座る老爺の霊
  • 遊具で遊ぶ子供の霊

これらの心霊現象が報告されており、公園を訪れる者たちに恐怖と不安をもたらしている。

病院時代の女性患者の霊が夜中に彷徨う

かつて隔離された病院で亡くなった女性患者の霊が、今もなお夜中に公園を彷徨っていると噂されている。

この霊は、無念の想いを抱えたまま成仏できず、訪れる人々に何かを訴えかけているようだという。

彼女の姿を目撃した者は、凍りつくような寒気に襲われ、その場から動けなくなるという。

トイレで目撃される無表情な男性の霊

公園のトイレでは、無表情でじっと立ち尽くす男性の霊が目撃されている。

この男性の霊は、病院時代に隔離されていた患者であったと考えられており、彼の姿を見ると激しい頭痛や不安感に襲われるという報告が多い。

霊感の強い人は、このトイレに入った瞬間から異様な気配を感じると言われている。

深夜のベンチに座る老爺の霊

公園の奥にあるベンチには、夜中になると老爺の霊が座っているという噂がある。

彼は、孤独のうちにこの地で命を落とした霊であり、その姿を見た者は強い恐怖感と寒気に襲われる。

霊感のない人でも、このベンチ付近に近づくと圧迫感を感じ、無意識のうちに足早にその場を離れるという。

遊具で遊ぶ子供の霊

昼間でも、誰もいないはずの遊具で子供の霊が遊んでいる姿が見られることがある。

滑り台やブランコに人影が見えたり、子供の笑い声が聞こえたりすることがあり、目撃者はその場で足がすくんで動けなくなるという。

これらの現象は、病院時代に命を落とした子供たちの霊が遊びたがっているのだと考えられている。

東植竹公園の心霊体験談

ある霊感の強い女性が深夜に公園を訪れた際、ベンチに座っていたところ、突然背後から「おーい」という低い声が聞こえた。

驚いて振り返ったが、そこには誰もいなかったという。恐怖に震えながら立ち上がろうとしたその瞬間、再び声が耳元で囁かれ、彼女はパニック状態でその場を逃げ出した。

この体験を話した後、彼女はしばらく精神的なショックから立ち直れなかったという。

東植竹公園の心霊考察

東植竹公園で起きる心霊現象は、かつての伝染病院の歴史と密接に関係していると考えられる。

隔離され、家族や社会から見放された患者たちの無念の想いが、この地に今も強く残っており、訪れる人々に霊的な影響を与えているのだろう。

特に夜間、この場所に訪れると、空気が一変し、何か見えない力が公園全体を支配しているかのような感覚に襲われる。

この場所を訪れる際は、決して軽い気持ちで近づかず、敬意を持ってその場を訪れることが重要である。

何も起こらなかったとしても、その地に残る無念の思いは、確かに存在しているのかもしれない。

東植竹公園の地図

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