今回は、埼玉県さいたま市にある「山崎の大ケヤキ」にまつわる心霊話を詳しく紹介する。この大ケヤキは、道路建設時に切り倒される予定であったが、数々の不運や事故により伐採が中止されたことで、現在もその場所に立ち続けている。木にまつわる数々の心霊現象や不思議な噂が語り継がれており、今もなお人々を恐怖に陥れている心霊スポットである。今回は、山崎の大ケヤキのウワサの心霊話を紹介する。
山崎の大ケヤキとは?
山崎の大ケヤキは、埼玉県さいたま市にある、天然記念物に指定された大木である。
元々は民家の敷地内に立っていたが、第二産業道路の建設に伴い、その場所に残された。
工事中に大木を伐採しようとしたが、奇妙な事故や災いが相次いだため、結局木はそのまま残されることとなった。
現在もその場所に立ち、通行する車や人々に見守られながら、まるで神聖な存在のように道の中央に佇んでいる。
このケヤキの木は、幹周り約7メートル、高さは30メートルを超える巨大な木で、昭和34年にさいたま市の天然記念物に指定された。
その後、大規模な剪定が行われることもあったが、木自体は今でも強い存在感を放っている。
山崎の大ケヤキの心霊現象
山崎の大ケヤキ周辺では、いくつかの心霊現象が報告されている。
- 大木の下で女性のうめき声が聞こえる
- 白い人影が道路を横切る姿が目撃される
- 車が木の前を通り過ぎた直後にエンジントラブルが発生する
- ケヤキを切ろうとした者に次々と災いが降りかかる
これらの現象は、特に夜中に起こることが多く、木そのものに何かしらの霊的な力が宿っているのではないかと恐れられている。
山崎の大ケヤキにまつわる心霊現象の中でも、特に有名なのが「白い人影」の目撃談である。
この人影は、夜になると道路を横切り、近づいてくる車に姿を現す。
ある運転手がこのケヤキの前を通り過ぎた直後、中央分離帯から突然白い影が飛び出してきたため、急ハンドルを切って車を止めたが、振り返ると何もいなかったという話がある。
また、他にも木の前を通ると急にエンジンが止まってしまうなど、車のトラブルも頻発している。
さらに、この木を切り倒そうとした業者や監督が不運に見舞われたという噂もある。
工事中に不可解な事故が発生し、結果的に木を切ることができなかったと言われている。
このため、木を切ることが「祟り」だと信じられており、現在もケヤキは手付かずのままで残されている。
山崎の大ケヤキの心霊体験談
15年ほど前、大宮から川口に向かって車を走らせていたある男性が、山崎の大ケヤキの前を通り過ぎた直後、中央分離帯から白い影が飛び出してきたのを目撃した。
急ブレーキを踏んだものの、その影はすぐに消え、バックミラーを確認しても誰もいなかったという。
彼は細身の男性が見えたと話しており、それ以来、あのケヤキの前を通るたびに恐怖を感じるようになった。
また、別の訪問者は夜中にケヤキを見に行った際、木の下で女性のうめき声が聞こえてきたと証言している。
このように、山崎の大ケヤキを訪れた者たちは、さまざまな不気味な現象に遭遇している。
山崎の大ケヤキの心霊考察
山崎の大ケヤキには、何かしらの霊的な力が宿っているという見方が強い。
特に、工事中に起こった事故や、木を切ろうとした者に降りかかった災いが、このケヤキに対する「祟り」の証拠であると言われている。
また、木の周辺で目撃される白い人影や、エンジントラブルなどの現象も、この場所がただの木ではないことを物語っている。
現在もさいたま市の天然記念物として保護されている山崎の大ケヤキは、単なる自然遺産としてだけでなく、恐怖と畏怖の対象としても多くの人々の記憶に残り続けている。
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