埼玉県久喜市にある御陣山児童公園は、戦国時代の武士たちの霊が今でも彷徨っているとされ、数々の心霊現象が報告されている場所である。今回は、御陣山児童公園のウワサの心霊話を紹介する。
御陣山児童公園とは?
御陣山児童公園は、埼玉県久喜市に位置する公園で、戦国時代にはここに武士たちの陣が張られたと言われている。
「御陣山」という名前は、江戸時代に久喜藩の藩主である米津氏が陣屋を構えたことに由来している。
公園の中には古い塚があり、祠や石塔が三つ立っている。
この塚は戦国時代の武士の首塚だとされ、霊能者である角沢栄一氏がその霊視で首塚の存在を明らかにしたとされている。
1963年(昭和37年)には、この霊を供養するために供養塔が建てられたが、首塚にまつわる霊的な噂は今も絶えない。
特に、塚の上で武士の霊が現れるという報告が後を絶たない。
御陣山児童公園の心霊現象
御陣山児童公園で報告されている心霊現象は以下の通りである。
- 塚の上に甲冑を着た武士の霊が立っている
- 夜になると子供たちの遊ぶ声が聞こえる
- 公園全体に漂う不気味な雰囲気
- 誰もいないのにブランコが揺れる
これらの現象は特に夜間に多く報告され、訪れた者に強い恐怖を与えている。
最も有名な現象は、古い塚の上に立つ甲冑姿の武士の霊である。
この武士は、戦で命を落とした者の怨念を背負っているとされ、訪問者が塚を見上げると、その霊がじっとこちらを睨んでくるという。
また、夜になると、子供の遊ぶ声が聞こえることがあり、これは過去にこの場所で遊んでいた子供たちの霊ではないかと言われている。
さらに、塚に近づくと異様な寒気が感じられることがあり、ブランコが誰もいないのに勝手に揺れ続ける現象も目撃されている。
これらの現象は、塚の供養塔が建てられたにもかかわらず、怨念が残り続けていることを示しているのかもしれない。
御陣山児童公園の心霊体験談
ある訪問者は、深夜に塚の上を見上げた際、武士の霊がじっとこちらを睨みつけているのを目撃し、その場を急いで立ち去ったと語っている。
また、別の訪問者は、子供の遊ぶ声を聞いた後にブランコが独りでに揺れ始めたのを目撃し、強烈な恐怖を感じたという体験を報告している。
御陣山児童公園の心霊考察
御陣山児童公園の心霊現象は、この場所がかつて戦国時代に武士たちの戦いの舞台となり、彼らの霊が今もこの地に縛られているためであると考えられている。
特に、甲冑をまとった武士の霊は、無念の死を遂げた者の怨念が強く反映されている。
また、夜に聞こえる子供たちの声は、過去にこの場所で遊んでいた子供たちの魂が今も遊び続けているのではないかという説もある。
訪れる際は、こうした心霊現象に注意し、軽率な行動や肝試しは避けるべきである。
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