寅子石

寅子石にまつわる伝説とその恐ろしい心霊話を紹介する。古くからこの地に伝わる寅子の悲劇と、今なお続く怪異が伝わっているという。今回は、寅子石のウワサの心霊話を紹介する。

寅子石とは?

板石塔婆(寅子石)の外観

埼玉県蓮田市馬込に位置する寅子石(とらこいし)は、延慶4年(1311年)に唯願法師が師である真仏法師の供養のために建てた板碑である。

高さ約4メートルにもなるこの板碑は、埼玉県でも屈指の大きさを誇り、古くから供養塔としての役割を果たしてきた。

しかし、この場所にはもう一つの恐ろしい伝説が存在する。

それは「寅子」という美しい娘の悲劇を語り継ぐもので、彼女の供養のためにこの塔が建てられたとも言われている。

寅子は多くの求婚者に悩まされ、その末に自害したと伝えられている。

現在でも3月8日には近隣住民によって寅子の供養が行われており、彼女の魂を鎮めようとしている。

寅子石の心霊現象

寅子石周辺では、次のような心霊現象が報告されている。

  • 夜中に寅子の姿が浮かび上がる
  • 寅子石の前で女性のすすり泣きが聞こえる
  • オーブが飛んでいるのが見える
  • 供養塔に近づくと異様な寒気を感じる

特に、寅子石に女性の姿が現れるという現象は有名であり、その恐怖は今でも語り継がれている。

寅子の姿が浮かび上がる

ウワサでは、夜中に寅子石の前で「諸行無常」と唱えると、板碑に寅子の姿が浮かび上がるという。

この現象は特に3月8日頃に多く見られ、近隣住民たちはこの時期になると寅子の魂を慰めるために供養を行う​。

すすり泣きの声

寅子石を訪れると、夜中に女性のすすり泣きの声が聞こえることがあるという。

これは、自害した寅子が未だ成仏できずにこの地を彷徨っている証拠とも言われており、訪問者を怯えさせている。

オーブ現象

寅子石周辺では、オーブと呼ばれる霊的な光が飛び交うのが確認されている。

この現象は写真や動画にも度々捉えられており、多くの心霊愛好家たちが証拠を求めてこの場所を訪れている。

異様な寒気

寅子石に近づくと、急に寒気を感じるという報告が相次いでいる。

これは寅子の霊が近くにいるためだとも考えられており、感覚的に強い霊的な圧力を感じるという。

寅子石の心霊体験談

ある訪問者は、夜遅くに寅子石を訪れた際、板碑の前で突然背中に冷たい風を感じたと語っている。

その直後、女性のすすり泣きのような声が聞こえ、振り返っても誰もいなかったという。

また、別の体験者は寅子石の周囲を歩いていると、ふいに肩を掴まれるような感覚を覚えたと報告している。

これらの体験は、寅子が今もなおこの地に留まっている証拠であると言われている。

寅子石の心霊考察

寅子石にまつわる心霊現象は、寅子の無念がこの地に深く根付いているためであると考えられている。

自害した彼女の霊は未だ成仏できず、供養が続けられているものの、その怨念は消えることなく残っているのではないか。

特に、彼女の遺志を無視した求婚者たちへの憤りが、寅子石周辺での怪奇現象に繋がっているとされている。

寅子石は、歴史と伝承が交差する場所であり、訪れる者に恐怖と神秘を感じさせる場所である。

寅子石の地図

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