千葉県東金市にかつて存在したこの廃墟は、長い歴史を持ち、放置された後に数々の心霊現象が報告された場所である。今回は、「実方眼科医院(S眼科医院)」にまつわるウワサの心霊話を紹介する。
実方眼科医院(S眼科医院)とは?
実方眼科医院は、1945年(昭和20年)に開業した眼科病院で、千葉県東金市の国道126号線沿いに位置していた。
戦後の混乱期に医療を提供しており、院長であるS医師が診察を続けていたが、1991年頃に閉院。その後、廃墟となったこの病院は、その古い建物と時代を感じさせる医療機器が残されたまま放置され、廃墟マニアや心霊スポット探訪者に注目されるようになった。
病院の門前には重厚な門柱が立ち、院内には古い医療機器や薬品、診察台などが散乱したまま残されていた。
さらに、かつて院長が住んでいたとされる建物も病院裏に存在し、そこでも奇妙な現象が報告されている。
これらの背景から、病院は徐々に「心霊スポット」として知られるようになり、探検者が多く訪れる場所となっていた。
実方眼科医院(S眼科医院)の心霊現象
実方眼科医院で報告されている心霊現象は以下の通りである。
- 白衣を着た男性の霊の目撃
- 病院の廊下でオーブの目撃
- 院内から聞こえる謎の物音やラップ音
- 急な寒気を感じる
白衣を着た男性の霊
この病院では、白衣を着た男性の幽霊が目撃されるという報告が多い。
特に夜間に訪れた探検者たちは、窓や廊下でこの霊の姿を見たと語っている。
この男性は、かつてここで働いていた医師であるとも言われ、今もこの病院に縛られているとされている。
病院の廊下でオーブの目撃
多くの探検者が、病院の廊下や診察室で浮遊するオーブ(光の玉)を目撃している。
この現象は、霊的なエネルギーが集まっている証拠だとされ、病院の霊的活動の活発さを示している。
謎の物音やラップ音
夜間に病院を訪れると、無人であるはずの院内からラップ音(壁や床を叩く音)が聞こえることが多いという。
これらの物音は、かつてこの病院で命を落とした者たちの霊が何らかの意思を伝えようとしているのではないかと考えられている。
急な寒気
病院の内部に足を踏み入れると、急に温度が下がったかのような寒気を感じることがある。
この冷気は、霊的な存在が近くにいる際に起こるとされ、多くの探検者がその異常な冷たさに恐怖を感じている。
実方眼科医院(S眼科医院)の心霊体験談
ある探検者は、夜中に病院を訪れた際、窓の外に白衣を着た男性の霊を目撃したと語っている。
また、別の訪問者は、院内に足を踏み入れた瞬間、急に寒気に襲われ、その場を急いで立ち去ったと報告している。
さらに、院内を歩いていると、誰もいないはずの診察室から物音が聞こえてきたという体験談も多い。
実方眼科医院(S眼科医院)の心霊考察
実方眼科医院での心霊現象は、長年にわたる医療活動と、そこで亡くなった患者や医師たちの怨念が残っている可能性が高い。
診察器具や薬瓶が散乱したままの状態で放置されているため、この場所には強い霊的エネルギーが残っていると考えられる。
また、病院裏にある院長宅でもラップ音や物音が頻繁に報告されており、この場所全体が心霊的な影響を受けていることは間違いないだろう。
2024年には実方眼科医院は解体され、現在はその跡地は更地となっているが、この場所に残された霊的エネルギーがどのような影響を今後与えるかは不明である。
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