茨城県つくば市の桜川河川敷は、美しい自然とともに心霊スポットとしても知られる場所である。今回は、桜川河川敷のウワサの心霊話を紹介する。
桜川河川敷とは?
桜川は茨城県内を流れる美しい河川で、その河川敷は市民の憩いの場として親しまれている。
しかし、過去に起きた水難事故や自殺の影響もあり、この河川敷では不気味な心霊現象が数多く報告されている。
その多くは夜間に発生し、訪れる者に恐怖を与えている。
桜川河川敷は、サバイバルゲームのフィールドとしても利用されることがあり、夜戦時にはさらに多くの怪異が起きるという。
桜川河川敷の心霊現象
桜川河川敷で報告されている心霊現象は、以下の通りである。
- 誰もいない林から「おーい」という呼び声が聞こえる
- 謎の携帯の着信音が響き渡るが音源がわからない
- 背中を「ツンッ」と突かれる感覚を覚える
- 濃霧の夜に隣の池の中からザバザバと歩き回る音がする
- 焚き火の前を足音だけが通り過ぎていく
- 写真に、顔が女性で体が白い蛇のようなものが写り込む
林からの呼び声
夜の林から「おーい」と人を呼ぶ声が響き渡ることがある。
この声は明らかに人の声で、助けを求めるような響きを持ち、無視するのが難しいほど鮮明である。
声の方向に行ってみても、そこには誰もおらず、その場に残るのがためらわれるほどの恐怖を感じるという。
謎の携帯着信音
河川敷の静けさの中、突然携帯の着信音が鳴り響くことがある。
この音は誰も持っていないはずの着信音であり、周囲に他の人がいるはずもないため、その出どころがまったく分からない。
不気味な音に気味悪くなり、その場を離れる者が多い。
背中を「ツンッ」と突かれる感覚
夜間、河川敷を歩いていると、背中を誰かに「ツンッ」と突かれる感覚に襲われることがある。
振り返っても誰もおらず、何かの気配があるにもかかわらず姿は見えない。
背後からの視線を感じることもあり、恐怖に駆られ立ち去る者も多い。
池から聞こえる歩き回る音
濃霧の夜、河川敷に隣接する池からザバザバと何かが歩き回るような音が聞こえることがある。
水面を誰かが歩き回るようなこの音は、まるで霊がさまよっているかのようであり、これを聞いた者は二度と夜間には近づかなくなるという。
焚き火の前を足音だけが通過する
夜間に焚き火を囲んでいると、突然、足音だけが自分たちの周囲を歩き回ることがある。
この足音は人間のものと同じであるが、姿がまったく見えず、その場にいる全員がその現象を体感するため、逃げ出すようにその場を離れることになる。
異形の姿が写真に写り込む
河川敷で撮影した写真には、顔が女性で体が白い蛇のような奇妙な姿が写り込むことがある。
この現象は複数人で撮影した際にも発生し、映り込んだ者はその後に体調を崩すことが多い。
ある体験者は、数日間にわたり気分が悪くなり、結局お祓いを受けてようやく症状が治まったという話もある。
桜川河川敷の心霊体験談
あるサバイバルゲームの参加者は、夜間のゲーム中に謎の着信音を聞き、不審に思ってその方向を調べに行ったところ、「おーい」という声を林の中から聞いたと語っている。
恐怖に駆られながらも再び声を聞こうとしたが、それ以上は何も聞こえず、体が冷たく震えるような感覚に襲われたという。
また、別の参加者は焚き火の前で待機していた際、足音だけが自分の周りを歩き回っていることに気付き、他の仲間と一緒に慌ててその場を離れた。
これ以降、夜の河川敷には近づかないようにしているとのことだ。
桜川河川敷の心霊考察
桜川河川敷でのこれらの心霊現象は、過去の水難事故や自殺に関連する霊が影響しているのではないかと考えられている。
特に、助けを求める呼び声や、写真に写り込む異形の姿などは、成仏できない霊が今もなお河川敷をさまよっている証拠ではないかとされる。
訪れる者に強い不安感や異常な体調変化をもたらすことから、この場所には深い霊的なエネルギーが宿っていると見られる。
桜川河川敷は、単なる心霊スポットとしての好奇心で訪れるにはあまりにも危険な場所である。
訪問者は、この場所での怪異に巻き込まれないよう慎重に行動し、故人への敬意を忘れないようにするべきであろう。
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