不通橋(不通渓谷)のウワサの心霊話

不通橋(不通渓谷)には、飛び降り自殺の名所として知られる暗い歴史があり、多くの心霊現象のウワサが絶えない。今回は、不通橋(不通渓谷)のウワサの心霊話を紹介する。

不通橋(不通渓谷)とは?

不通橋(不通渓谷)の外観

不通橋(とおらずばし)は、群馬県甘楽郡下仁田町にある鏑川(かぶらがわ)に架かる赤い鉄橋である。

この橋の名前は、上流に位置する「不通渓谷」から由来している。

不通渓谷は、かつて船が通行困難な場所として「不通」と名付けられたと言われている。

橋の下には渓谷が広がり、その美しい景観から地元の観光名所としても知られている。

1984年に現在の鉄筋構造の橋が完成する以前、この場所には木製の吊り橋が存在していた。

幅が狭く、車がやっと通れる程度の吊り橋で、足元の板の間から川が見えるなど、不安定な造りが特徴的であった。

その後、現在の不通橋に置き換えられたが、自殺の名所としての暗いイメージは払拭されていない。

不通橋(不通渓谷)の心霊現象

不通橋(不通渓谷)では、以下のような心霊現象が報告されている。

  • 橋の上で男性の幽霊が目撃される
  • 誰もいないのに携帯電話の着信音が聞こえる
  • 高いフェンスの近くで女性の幽霊が立っているのが見える
  • 渓谷を見下ろした際、川辺に佇む人影が現れるが、次の瞬間に消える

これらの現象は、この橋で命を絶った者たちの霊が関係しているとされる。

橋の上で目撃される男性の幽霊

不通橋では、深夜に男性の幽霊が立っているのが目撃されることが多い。

特にフェンスの端で俯いている姿を見たという証言が多く寄せられている。近づこうとすると、突然消えてしまうことがほとんどである。

誰もいないのに聞こえる携帯電話の着信音

霊感が強い人々の間で、携帯電話が異常に作動したり、着信音が勝手に鳴るという現象が知られている。

特に深夜になると、この現象は頻発し、音源を探そうとしても誰もいないという。

高いフェンスの近くに立つ女性の幽霊

飛び降り防止用に設置された高さ2メートルの金網フェンスの近くに、女性の幽霊が立っている姿が見えることがある。

目撃談では、その女性はフェンスの外に立っているかのように見えるが、よく見ると足元が宙に浮いているとされる。

川辺に佇む消える人影

橋の上から渓谷を見下ろすと、川辺に人影が立っているのが見えるという。

しかし、その人影は数秒後には消えてしまう。この現象は夕方や曇天の時によく目撃される。

不通橋(不通渓谷)の心霊体験談

ある訪問者は、夜に不通橋を渡っていた際に奇妙な体験をした。

足元のフェンス近くで男性が座り込んでいるように見えたため、声をかけようとしたが、その瞬間、男性の姿は霧のように消えたという。

また、別の訪問者は橋の中央で「携帯電話の着信音」が突然鳴り響き、画面には「非通知」という表示が出ていたが、電話を取るとすぐに切れてしまったという。

不通橋(不通渓谷)の心霊考察

不通橋(不通渓谷)の心霊現象は、この地で発生した数々の自殺や事故に起因している可能性が高い。

特に、幽霊が目撃される位置や異常現象の発生する場所は、過去の飛び降りが多かったとされる地点と一致する。

携帯電話の着信音が鳴る現象については、霊が現代の機器に干渉している可能性が指摘されている。

また、幽霊の目撃が多い背景には、この橋が人々の悲しみや絶望の象徴的な場所として認識されていることも影響していると考えられる。

不通橋に訪れる際には、その美しい景観を楽しむ一方で、この地が抱える悲しい歴史と向き合う覚悟が必要である。

不通橋(不通渓谷)の地図

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