福岡市東区和白に位置する福岡朝鮮初級学校旧校舎。この場所は、実際に事件や事故があったわけではないが、荒廃した外観と不気味な雰囲気のため、地元で「心霊スポット」として恐れられている。今回は、福岡朝鮮初級学校旧校舎にまつわるウワサの心霊話を紹介する。
福岡朝鮮初級学校旧校舎とは?
福岡朝鮮初級学校旧校舎は、福岡市東区和白に存在する廃校であり、隣接する現役の朝鮮学校の旧校舎とされる。
この建物は1962年から1974年まで初級学校として使用され、その後は園舎に転用され2005年まで利用されていたとされる。
しかし、それ以降は放棄され、現在では廃墟と化している。
校舎はコンクリート造りの3階建てであり、窓ガラスが割れ、内部には大量の落書きが残されている。
また、校舎前には7台もの廃車が放置され、不気味さを一層際立たせている。
この場所は心霊スポットとして有名だが、これまでに大きな事件や事故が起きた記録は確認されていない。
興味深い噂として、旧校舎が北朝鮮政府によって「霊が出る」と公式に認定されたため、入口が封鎖されたというものがあるが、この情報の真偽は不明である。
福岡朝鮮初級学校旧校舎の心霊現象
福岡朝鮮初級学校旧校舎で囁かれている心霊現象は以下の通りである。
- 黒い人影の目撃
- 謎のラップ音の発生
- 行方不明者の噂
- 不気味な気配や寒気
黒い人影の目撃
旧校舎内部では、黒い人影が現れるという報告が多い。
特に夜間、廊下や教室内で黒い影が動き回るのを目撃したという話が相次いでいる。
この影の正体は分かっておらず、訪問者の中には、影が近づいてくる恐怖を感じたという体験を語る者もいる。
謎のラップ音の発生
校舎内では、誰もいないはずの空間から「コツコツ」と響く足音や、壁を叩くような音が聞こえるとされる。
これらの音は突然発生し、音の発生源を突き止めようとしても何も見つからないという。
行方不明者の噂
この旧校舎を訪れた若者の中には、行方不明になった者がいるという噂がある。
具体的な記録は残されていないものの、肝試しに訪れた後、帰らなかった人がいるという話が地元で語り継がれている。
この噂が事実であれば、旧校舎の不気味さをさらに強調するものとなる。
不気味な気配や寒気
訪問者の多くが、校舎内で異様な気配や突然の寒気を感じたと報告している。
特に階段や教室の奥での目撃情報が多く、ここが心霊現象の発生ポイントとして知られている。
福岡朝鮮初級学校旧校舎の心霊体験談
福岡朝鮮初級学校旧校舎を訪れた人々から、以下のような体験談が報告されている。
黒い影の追跡
夜中に肝試しで訪れた男性が、廊下の奥に黒い影を見た。影が自分に向かってゆっくりと近づいてくるのを感じたが、恐怖のあまりその場を逃げ出したという。
謎の足音
深夜に旧校舎を探索していた若者が、背後から足音を聞いた。
振り返ると誰もいないが、足音だけが続いていたという。
突然の寒気
ある女性が校舎内の教室を覗いた際、急に背筋が凍るような寒気を感じた。
その直後、教室の奥から何かが動く気配を感じ、すぐに立ち去ったという。
福岡朝鮮初級学校旧校舎の心霊考察
福岡朝鮮初級学校旧校舎にまつわる心霊現象は、その荒廃した外観や不気味な雰囲気が引き起こす心理的影響の可能性がある。
訪問者が感じる寒気や異様な気配、黒い人影の目撃情報などは、建物の暗さや音の反響が原因であるかもしれない。
また、噂されている行方不明者の話や、「北朝鮮政府による霊の認定」といった話は都市伝説の可能性が高い。
しかし、これらの噂が若者を引きつけ、肝試しの目的地として注目を集める結果となっている。
2021年には、肝試しを目的に無断で立ち入った若者12人が摘発され、ニュースにもなった。
警察や近隣住民からは、この場所への立ち入りや騒音、路上駐車などに対する警戒が呼びかけられている。
この旧校舎は不気味な噂が絶えないが、私有地であり無断で立ち入ることは不法行為であるため、興味本位での訪問は避けるべきである。
コメント