広島県広島市にある南原トンネル。この場所は地元で数多くの恐ろしい心霊現象が語られる、全国的にも知られた心霊スポットである。今回は、南原トンネルにまつわるウワサの心霊話を紹介する。
南原トンネルとは?
南原トンネル(正式名称:南原隧道)は、広島県広島市安佐北区可部町に位置し、紅葉の名所である南原峡渓谷や南原ダムへと続く県道253号線にある。
トンネルは全長約100メートルと短いが、昼間でも薄暗く、内部には照明が設置されていないため、不気味な雰囲気を漂わせている。
近隣にはキャンプ場や明神三連トンネルといった他の心霊スポットが存在し、この一帯が霊的に「特別な場所」として噂されている。
南原トンネルの心霊現象
南原トンネルで語られる主な心霊現象は以下の通りである。
- トンネル内でエンジンとライトを切り、クラクションを3回鳴らすと天井から霊が車のボンネットに落ちてくる
- 車を走行中に、前方から生首が迫ってくる
- トンネルの奥にある石碑で写真を撮ると心霊写真が撮れる
- 南原峡キャンプ場のトイレで自殺者が出たというウワサ
- トイレの壁には「わしは死にたくない」と書かれた遺書が残されている
- 南原峡キャンプ場で火の玉を目撃した人がいる
明神三連トンネルでは霊が多数出没し、3つのトンネル全てを通ると命を落とすと言われている。
トンネルの天井に潜む霊
ウワサによると、南原トンネルの天井には霊が潜んでおり、車が通過する瞬間を狙ってボンネットに落ちてくるという。
これは「霊が車に取り憑こうとしている」とも言われており、試みた者は後日不幸に見舞われるとされる。
生首が迫ってくる
トンネル内を車で走行中、遠くから何かがこちらに向かってくる。
それは大きな虫やゴミのようにも見えるが、徐々に姿が明確になり「落ち武者の生首」であると気づく体験談がある。
この生首は車を追い越した後に消えることが多いが、霊感の強い者に取り憑くとも言われている。
キャンプ場のトイレの遺書
南原峡キャンプ場のトイレでは、過去に自殺者が出たとのウワサがある。
その壁には「わしは死にたくない」という恐怖の遺書が残されているとされ、この文字を見た者が心霊現象に遭遇すると言われる。
明神三連トンネル
南原トンネルの先に位置する明神三連トンネル。
ここでは霊的なエネルギーが非常に強く、奥のトンネルへ進むほど危険とされる。
過去には、火の玉が車を追いかけてきたという体験談もある。
南原トンネルの心霊体験談
クラクション3回の儀式
あるグループが南原トンネルでクラクションを3回鳴らす儀式を試した際、最初は何も起こらなかった。
しかし、数分後に車のライトが点滅し始め、トンネル内から女性のうめき声が響いたという。
急いでその場を離れたものの、後日彼らの車に不具合が生じたり、メンバーの一人が金縛りに襲われるなど、奇妙な出来事が続いたと語られる。
深夜の霧
夜中にトンネルを訪れた者が、トンネル付近で急激に濃くなる霧に遭遇したという。
引き返すと霧が消えたが、「進むな」という霊からの警告だったのではないかと考えられている。
生首の目撃
ドライブ中にトンネルを通過した際、何かが車にぶつかったと思い後ろを見ると、生首が車を追いかけてきたという。
恐怖のあまり彼女には目を閉じさせ、車を全速力で走らせたものの、彼らはその後も不安を拭えなかったという。
南原トンネルの心霊考察
南原トンネルは、過去の事件や霊的なエネルギーが凝縮された場所であり、地元でも特に恐れられているスポットである。
霊的な現象の背後には、この地で起きた悲劇的な出来事が影響している可能性が高い。
特に「わしは死にたくない」という遺書が示す絶望の叫びが、訪れる者に影響を及ぼしているのかもしれない。
また、トンネルや周辺地域で霊を目撃したり、不気味な現象に遭遇したという体験談は数多く、単なる偶然では説明できないことが多い。
好奇心で訪れる者も多いが、これらの場所は命の危険を伴う可能性があるため、慎重な行動が求められる。
注意:訪問時は地元住民に迷惑をかけないよう心掛け、軽い気持ちで霊的な儀式を試みることは避けるべきである。
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