JR高砂駅は、北海道江別市にある小さな駅である。しかし、この駅には奇妙な噂がつきまとっている。かつて多くの自殺が発生し、その数は改装後も減るどころか増えているという。さらに、慰霊碑の移動が霊を怒らせ、さらなる悲劇を引き起こしているとの話もある。今回は、R高砂駅にまつわるウワサの心霊話を紹介する。
JR高砂駅とは?

JR高砂駅は北海道江別市に位置する、函館本線の駅である。
1986年に高砂臨時乗降場として開業し、翌年に正式な駅へと昇格した。
2001年には南口・北口に駅舎が建設され、バリアフリー化などの改修も行われた。
しかし、この駅には長年にわたり不可解な事件が続いており、地元では「霊が呼んでいる」との噂が絶えない。
JR高砂駅の心霊現象
JR高砂駅で囁かれる心霊現象は以下の通りである。
- 飛び込み自殺の多発
- 慰霊碑の移動による祟り
- 自殺防止の改修後も続く事故
- 不可解な目撃証言
これらの怪異について、以下に記述する。
飛び込み自殺の多発
JR高砂駅は、特定の駅名が挙がるほど「自殺が多い」とされる数少ない駅の一つである。
特に2001年の駅舎改修後、自殺の件数が増加している。
慰霊碑の移動による祟り
駅の駐輪場には「鉄道轢死者 昭和3年9月13日」と刻まれた慰霊碑がある。
この慰霊碑は元々別の場所に建てられていたが、新駅舎建設時に移動された。
その直後から、自殺が相次ぐようになった。
2001年には、ミス江別に選ばれた女性が駅で飛び込み自殺。
その3年後の2004年5月10日には、恋人との破局を理由に21歳の女性が「今から死にます。ごめんなさい」と元恋人と家族にメールを送り、駅で飛び込んだ。
そして、その5日後の5月15日、踏切で別の女性が飛び込み、衝撃で身体がバラバラになった。
自殺防止の改修後も続く事故
自殺の多発を受け、駅では歩道を封鎖し、新たに橋を架けるなどの改修が行われた。
しかし、その後も飛び込み自殺が絶えず、駅関係者の間では「慰霊碑を動かしたことが原因ではないか」との声もある。
不可解な目撃証言
駅のホームでは、誰もいないはずの場所から「足音が聞こえる」、または「人影が線路の上を歩いている」といった証言が後を絶たない。
防犯カメラには、飛び込む前に靴を揃えて置いていた女性の姿が映っていたという話もある。
JR高砂駅の心霊体験談
地元の住人は、この駅での異常事態を日常の一部として受け入れている。
頻繁に起こる自殺や事故に対し、「またか」と冷静に話す者も少なくない。
しかし、外部の人間がこの駅を訪れると、異様な空気を感じることが多い。
特に深夜、駅のホームに立つと、誰かに見られているような気配を感じるという。
JR高砂駅の心霊考察
慰霊碑の移動が自殺の増加と関係している可能性は高い。
元々、ここに刻まれた霊たちは静かに鎮まっていたのかもしれない。
しかし、その場所を変えたことで、霊たちは怒り、彷徨い、駅を訪れる人々を引き寄せているのではないか。
また、「雑霊が呼んでいる」との地元の噂もある。
自殺が多発することで、その場所に新たな霊が集まり、悪循環を生んでいる可能性も考えられる。
今なお、自殺の多発するこの駅。霊の存在が真実かどうかは定かではないが、足を踏み入れる際には細心の注意を払った方がよいだろう。
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