ラブホテル コスモのウワサの心霊話

北海道音更町にかつて存在したラブホテル・コスモ。スペースシャトル型という異様な外観で知られたこの廃墟には、女性の霊や心霊写真など、数々の不可解な現象が報告されている。今回は、ラブホテル・コスモにまつわるウワサの心霊話を紹介する。


ラブホテル・コスモとは?

ラブホテル コスモの外観

ラブホテル・コスモは、北海道河東郡音更町にかつて存在していたラブホテルである。

正式名称は「ホテルレンタルコスモ」とされており、場所は道道73号線沿いに位置していた。

開業時期は定かではないが、1970年代にはすでにその姿が確認されている。

最大の特徴は、なんといってもスペースシャトル型の客室であり、巨大な機体を模したその構造は、見る者に強烈なインパクトを与えた。

入口のゲート部分には「00000」と記された電飾看板が掲げられており、異様な存在感を放っていた。

営業終了の正確な時期も不明であるが、2007年にはすでに廃墟として注目され始め、2016年頃までは朽ち果てた状態で残されていた。

スペースシャトル型の建物はその後解体され、2021年4月時点では通常の建物のみがわずかに姿を留めている。


ラブホテル・コスモの心霊現象

ラブホテル・コスモの心霊現象は、

  • 女性の霊が現れる
  • 心霊写真が撮れる
  • 二階の窓から誰かが覗いている
  • 鏡に映る女の霊
  • 蜂に異常なほど襲われる
  • 廃墟の壁にスプレーでの落書きが多数あり、治安が悪い

である。以下、これらの怪異について記述する。

まず最も有名なのが「鏡に映る女の霊」である。

ある部屋の天井は全面鏡張りになっており、探索者がその鏡を撮影したところ、自分の横にまったく知らない女性の姿が写り込んでいたという報告がある。

その女性は無表情でじっとこちらを見つめていたという。

また、二階の窓から、こちらを見ている「何者か」の存在も多数報告されている。

誰もいないはずの建物内から、まるで監視するような目が窓越しに感じられるというのである。

心霊写真が撮れるとの噂も絶えない。

特に夜間に撮影した際、不自然な影や謎の光、時には人影のようなものが写り込むことがあるという。

さらに、この場所では「蜂に襲われる」という奇妙な体験もある。

通常の巣の規模を超えた数の蜂が突如現れ、特定の人間だけを集中的に襲うのだ。

これが単なる自然現象で片づけられるだろうか。

ホテル内外にはスプレーによる大量の落書きが見受けられ、荒れ果てた様子が一層不気味さを際立たせている。

こうした状況からも、訪れる際には十分な注意が必要である。


ラブホテル・コスモの心霊体験談

約10年前、ある人物が友人とともにこの廃ホテルを訪れた。

駐車場から細い階段を登っていくと、マットレスが階段に少しはみ出していた。

その付近には数匹の蜂が飛んでいたが、冗談交じりに「蜂がいるね」と話していたという。

だが次の瞬間、まるでどこかの扉が開いたかのように、あり得ない数の蜂が突如として現れ、友人の頭に集中し襲いかかった。

友人は何十か所も刺され、急遽病院へ直行した。蜂の異常な行動と数の多さは、あまりにも不自然であったという。


ラブホテル・コスモの心霊考察

ラブホテル・コスモの心霊現象は、その構造や歴史的背景と密接に関係しているように思われる。

スペースシャトル型という異様な構造は、何かを封じ込めるため、あるいは異世界との接点として設計されたのではないかとさえ想像させる。

通常の建築とは一線を画す構造が、霊的存在を引き寄せる「器」になった可能性もある。

また、鏡や窓など「映し出すもの」から霊が現れるという共通点が見られる。

これは、ラブホテルという特性上、多くの「念」や「情」が蓄積されやすい環境であることも関係しているのかもしれない。

そして蜂の異常な行動もまた、自然界における警告や霊的防衛の現れであるとも考えられる。

まるで「これ以上踏み込むな」とでも言わんばかりの攻撃である。

廃墟となった今もなお、この場所は人々の心に不気味な記憶を残し続けている。

人の目には見えない何かが、そこにいるのかもしれない。


ラブホテル・コスモの地図

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