砂丘トンネルのウワサの心霊話

鳥取県鳥取市に存在する「砂丘トンネル」は、地元で語り継がれる心霊スポットとして知られている。近隣に多鯰ヶ池や鳥取砂丘を擁するこの地には、不可解な現象や不気味な噂が絶えず流れており、多くの人々が「見た」「感じた」と証言している。今回は、砂丘トンネルにまつわるウワサの心霊話を紹介する。


砂丘トンネルとは?

砂丘トンネルの外観

砂丘トンネルは、鳥取県鳥取市に位置するトンネルである。

正式には一般県道湯山覚寺線(旧国道9号線)に属し、延長224メートル、開通は1968年とされている。

かつては国道として交通の要所であったが、現在は湯山トンネルと覚寺トンネルによるバイパスが整備されたことにより、交通量は大きく減少している。

このトンネルの周辺には鳥取砂丘や多鯰ヶ池などの自然地形が広がり、静けさとともに異様な気配が漂うエリアとしても知られている。

地元住民の間では長年にわたり、ここで「何か」が目撃されるという噂が絶えない。


砂丘トンネルの心霊現象

砂丘トンネルの心霊現象は、

  • 正体不明の霊がトンネル内に現れる
  • 通り抜けた直後に背後から人の気配を感じる
  • 多鯰ヶ池の霊的影響を受けているとの噂がある
  • 自殺者または事故死者の霊が彷徨っているという証言がある

である。以下、それらの怪異について記述する。

最もよく語られる現象は、「正体不明の霊」の出現である。

歩いて通行中に白い影が前方に立っていたという証言があるが、近づくとふっと消える。

また、運転中にルームミラー越しに後部座席に人影が見えるという報告も複数存在する。

次に、「背後からの気配」である。

トンネルを抜けた直後に、まるで誰かにじっと見られているような視線や、足音のような音が聞こえるという体験談が多い。

その多くが夜間に集中しており、日が暮れると空気が急激に重たく感じるという者も少なくない。

また、近隣に位置する多鯰ヶ池(たねがいけ)がこの場所の異様さを助長しているとの噂もある。

池自体が古くから“怪異の宿る場所”として知られ、その水辺に纏わる霊的エネルギーが、砂丘トンネルへと流れ込んでいるという都市伝説がささやかれている。

自殺者あるいは交通事故で命を落とした霊の存在も疑われている。

どちらも詳細な記録は残っていないが、地元の古老は「ここで死んだ者が、まだ成仏できずにいるのだろう」と語る。


砂丘トンネルの心霊体験談

ある若者二人組が深夜にこのトンネルを車で通過した際、ルームミラーに映る後部座席に女の姿が見えたという。

一瞬の出来事であったが、二人は確かに「誰もいないはずの座席に髪の長い女がうつむいて座っていた」と証言している。

また別の人物は、トンネルを抜けた直後にエンジンが突然止まり、窓の外から何者かが車体を軽く叩くような音を聞いたという。

恐怖のあまり目を閉じたまま数分間耐え、ようやくエンジンをかけて逃げ帰ったとのことだ。


砂丘トンネルの心霊考察

これらの現象は、単なる幻覚や思い込みでは片づけられない要素が多く含まれている。

地理的にも、多鯰ヶ池という霊的な噂の耐えない場所が近くに存在しており、その影響が砂丘トンネルという閉鎖された空間に霊的エネルギーを集めている可能性がある。

また、元国道であったという歴史的背景から、事故や命を落とした者が存在していたとしても不思議ではない。

実際、地元住民の間では「ここは通りたくない」「夜は絶対に近づかない」という声が根強く残っている。

不可解な現象の数々は、死者の残留思念によるものか、それとも土地に宿る何か得体の知れぬ力によるものか――。

その正体は今も解明されておらず、砂丘トンネルは“触れてはならない場所”として静かに存在し続けている。


砂丘トンネルの地図

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心霊考察 編集部では、全国各地に点在する心霊スポットや怪異、ホラー作品を題材に、体験談や噂、地域に残る語りをもとに記録・考察を行っている。

私たちが扱うのは、出来事の真偽や幽霊の存在を断定することではない。「どのように語られてきたのか」「なぜその場所や出来事が心霊として認識されてきたのか」という視点から、人の認識や記憶、土地の歴史、出来事が結びつく構造を整理している。

近年は「心霊現象の考察」シリーズを中心に、
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