釜屋第1号古墳のウワサの心霊話

広島県福山市箕島町にある釜屋第1号古墳は、古代の有力者が眠るとされる場所であり、今なお不可解な霊の目撃談や心霊写真が数多く語られている。今回は、釜屋第1号古墳にまつわるウワサの心霊話を紹介する。


釜屋第1号古墳とは?

釜屋第1号古墳の外観

釜屋第1号古墳(かまやいちごうこふん)は、広島県福山市箕島町釜屋に位置する、市指定史跡である。

芦田川河口東側、標高およそ58メートルの茶山に所在し、十数基あったとされる古墳群のひとつに数えられる。

しかし時の流れと共に多くが破壊され、石材採取のため奥壁、側石の一部、天井石1枚を残すのみとなった。

封土が流出し、いまや墳形や規模は判然としない。

内部主体は花崗岩による南西開口の横穴式石室であり、現状で奥壁部幅2.3メートル、奥行4.05メートルを測る。

出土した遺物から、この地の有力者が葬られた後期古墳とされ、そこには今もなお古代の死者の気配が色濃く残っている。


釜屋第1号古墳の心霊現象

釜屋第1号古墳の心霊現象は、

  • 男性の霊が彷徨う姿が目撃される
  • 心霊写真にハッキリと写り込む
  • 周辺に漂う曰く言い難い不気味な噂
  • 無数の廃墓地跡に紛れ、昼間でも薄暗い場所で感じる強烈な圧迫感

である。以下、これらの怪異について記述する。

まず、最もよく語られるのは、古墳の奥深くでぼんやりと佇む男性の霊の姿である。

竹林を抜け、鬱蒼とした林の中に差し掛かると、まるでこちらを見つめているような影が視界の端をよぎる。

振り返ってもそこには誰もおらず、冷たい空気だけがまとわりつく。

次に、心霊写真についてである。

訪れた者が何気なく古墳の石室を撮影すると、その写真には明らかに人の顔のようなものがはっきりと写っていたという報告が後を絶たない。

それは生気のない青白い顔で、カメラ越しにこちらを見据えているかのようである。

また、この場所には「決してひとりで行ってはならない」という噂がある。

理由は語られないが、戻ってきた者が夜中に金縛りに遭い、枕元に濡れた足跡だけが残されていたと語る例もある。

さらに、古墳周辺には無数の廃墓地跡が散在し、その中にひっそりと祠が佇んでいる。

昼間でも薄暗く、重苦しい空気が肺を押し潰すように充満しており、そこに足を踏み入れるだけで背筋を氷の刃で撫でられるような感覚に襲われるのである。


釜屋第1号古墳の心霊体験談

実際にこの古墳を訪れた人物の話によれば、新涯第13公園の南東から藪蚊の群れをかき分け、竹林をひたすら登った先で石室に辿り着いた。

入口に立った途端、胸の奥を冷たい手で鷲掴みにされたような感触がし、思わず息を呑んだという。

友人と何枚か記念写真を撮ったが、帰宅後その写真を確認すると、友人の肩越しにこちらを睨む男の顔がハッキリと写り込んでいた。

友人はその後、高熱にうなされ、夜毎に誰かに覗き込まれる夢を見続けたそうである。


釜屋第1号古墳の心霊考察

これらの現象は、単なる偶然や錯覚では片付けられない重みを持つ。

廃墓地が密集し、数多の墓石が朽ち果てた土地であるがゆえに、そこに染み付いた無念や怨念が訪れる者を引き寄せ、時には姿を現し、時には心霊写真として形を取るのだろう。

また、釜屋第1号古墳は有力者の墓であった可能性が高く、その威厳や執念がなおもこの地を離れずに彷徨っているとも考えられる。

暗い竹林の奥で耳を澄ませば、誰もいないはずの場所から、湿った息遣いのような音が聴こえてくるかもしれない。


釜屋第1号古墳の地図

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