青竜湖(御調ダム)のウワサの心霊話

青竜湖(御調ダム)は、広島県尾道市にひっそりと佇む治水ダムである。普段は静かで長閑な風景が広がるこの場所には、男性の霊が現れる、自殺者の霊が彷徨う、悪霊に憑依されるといった数々の不気味な噂が囁かれている。今回は、青竜湖(御調ダム)にまつわるウワサの心霊話を紹介する。


青竜湖(御調ダム)とは?

青竜湖(御調ダム)の外観

青竜湖(御調ダム)は、広島県御調町(現在の尾道市津蟹)に位置する治水ダムである。

一級河川である芦田川水系御調川に築かれ、洪水調節や取水の安定化、さらには河川環境の保全を目的として建設された。

構造としては10門あるクレスト自由越流式非常洪水吐きを備え、堤高を低く抑える工夫がなされている。

周辺は県道沿いで見通しがよく、静かで長閑な場所ではあるが、公園設備の管理は行き届いていない部分も見られる。

人や自転車が行き交うことも多く、日常の散策路として利用されている場所でもある。

しかし、この青竜湖には決して軽い気持ちで近づくべきではないとする、いくつもの不気味な噂が存在する。


青竜湖(御調ダム)の心霊現象

青竜湖(御調ダム)の心霊現象は、

  • 男性の霊が現れる
  • 自殺者の霊が出るという噂がある
  • 遊び半分で訪れた者が悪霊に憑依され、精神状態がおかしくなる

である。以下、これらの怪異について記述する。

まず、このダムでは男性の霊が出没するという話がある。

その姿ははっきりとは語られないが、何かを訴えかけるように湖畔をさまよう影が目撃されるという。

また、この場所は自殺の名所として知られており、飛び込み自殺や首吊りが行われたとも噂される。

具体的な統計や報告は残されていないものの、地元では「御調ダムで命を絶った者の霊が彷徨っている」と恐れられている。

さらに恐ろしいのは、肝試し気分で訪れた若者の一人が、帰宅後に急に精神を病んでしまったという話である。

その人物は突如として意味不明な言葉を発し、家族ですら近づけないほど異様な気配を纏うようになったとされる。

地元では「遊び半分で来た罰が当たった」「悪霊に憑依された」と噂され、いまだ回復していないとも囁かれている。


青竜湖(御調ダム)の心霊体験談

青竜湖にまつわる体験談としては、夜間に訪れた若者のグループが「湖面から誰かがこちらを見ている気配を感じた」という話がある。

最初は気のせいだと笑い飛ばしていたが、しばらくするとメンバーの一人が突然硬直し、その場にしゃがみ込んで泣き出した。

理由を尋ねても「男の声がする」「お前はここから帰るなと言われた」と繰り返すばかりで、結局、その者はそれ以来一切ダムの話を口にしなくなったという。


青竜湖(御調ダム)の心霊考察

青竜湖(御調ダム)は、その静かで長閑な風景とは裏腹に、深い闇を抱えているように感じられる。

湖やダムは元来、水難事故や自殺が起こりやすい場所であり、その思念が澱のように溜まっていくのかもしれない。

また、心霊スポットに共通するのは「興味本位で訪れた者を拒む力」である。

御調ダムでも、軽い気持ちで近づいた者が精神に異変をきたすという話は、決して偶然ではないだろう。

目に見えぬ何者かが、静かにそこに佇み、訪れる者を見つめている。

その視線に気づいてしまったとき、既に心は侵され始めているのかもしれない。


青竜湖(御調ダム)の地図

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心霊考察 編集部では、全国各地に点在する心霊スポットや怪異、ホラー作品を題材に、体験談や噂、地域に残る語りをもとに記録・考察を行っている。

私たちが扱うのは、出来事の真偽や幽霊の存在を断定することではない。「どのように語られてきたのか」「なぜその場所や出来事が心霊として認識されてきたのか」という視点から、人の認識や記憶、土地の歴史、出来事が結びつく構造を整理している。

近年は「心霊現象の考察」シリーズを中心に、
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