三重県いなべ市にあった白石工業桑名工場、通称「白石鉱山」は、日本初の化学工業製品を製造していた工場。1969年に閉山したが、その後白石鉱山には何か得体の知れないものが潜んでいるという。今回は、白石鉱山(白石工業桑名工場)のウワサの心霊話を紹介する。
白石鉱山(白石工業桑名工場)とは?
白石工業桑名工場は、三重県いなべ市にあった石灰石鉱山である。
「白石藤原鉱山」「藤原鉱山」「白石鉱山」など様々な名前で呼ばれ、「F鉱山」「F鉱山K工場」「SF鉱山」として紹介されることもある。
大正8年(1919年)に白石工業株式会社が設立され、大正10年(1921年)に桑名工場が操業を開始した。
ここでは日本初の化学工業製品である「軽微性炭酸カルシウム」が製造・販売され、タイヤやゴム製品、チョーク、紙製品、医薬品など様々な製品に使われた。
この場所は鉱山というよりも、石灰の精製を行う「工場」としての役割が強かった。
粉砕選別場、精製石灰の乾燥設備、研究試験室、乾燥炉、貯蔵庫、出荷場、貯水槽、沈殿槽、焼却サイロなど、巨大な設備があった。
昭和44年(1969年)に閉山しましたが、その後、錆びついた工場施設やサイロ、浄水施設などの美しい廃墟が注目され、日本の廃墟ブームで全国的に知られる存在となる。
特に、石灰粉を保管していた木造貯蔵施設は「白い部屋」として知られ、その非日常的な美しさで有名であった。
しかし、2009年に不審火で事務所跡が全焼。
2012年6月から解体が始まり、同年中に木造部分のほとんどが撤去された。
2013年夏までに主要部分がすべて解体され、現在は地上の建物は残っていないが、遺跡のような基礎跡や一部のコンクリート施設が現存している。
関連遺構として、時山第一発電所および時山第二発電所もある。
なお、白石工業は現在も現役の事業所として活動を続けている。
今日行った白石鉱山の解体前の姿。
— なおりん (@AdmjgptGptwmjg) May 5, 2019
有名な廃墟で、心霊スポットだった。 pic.twitter.com/PrwqAHph0G
白石鉱山(白石工業桑名工場)の心霊現象
白石鉱山(白石工業桑名工場)の心霊現象は、
- 窓から男の霊が頬杖をついてこちらを見ている
- 顔や手の形をした不気味な影が写真に写る
である。白石鉱山(白石工業桑名工場)は、心霊スポットとして知られている。
解体が進み、ほとんど建物が残っていないこの場所には、厳重にセコムの警備が施されている。
「やめとけ、やめとけ。あそこには行かない方がいい。」夜中に訪れたことがある友人が、仲間にその話をすると、激しく怒られた。
「絶対に行くな」と。
その場所には、何か得体の知れないものがいるようなのである。
昼間でも、廃工場の窓から男の霊が頬杖をついてこちらを見ているのが目撃されるという。
その男は、決して生者ではないという話が囁かれているのだ。
ある者は入らなかったものの、外で写真を撮りまくっていた。
しかし、写真に写っていたのは顔や手の形をした不気味な影であった。
事故には遭わなかったが、帰宅後に一緒に行った友達と電話をしていると、電話の向こうから友達以外の声が聞こえてきたのだ。
友達はその時、一人で家にいたはずなのである。
白石鉱山、そこには何か恐ろしいものが潜んでいるのだ。
隣町の有名な山水を汲む所へ初めて行ってきました(^^)この景色がとても気に入りました。廃鉱になった白石鉱山…近づいてみたらとても幻想的でした(^^)解体中みたいだったけど…心霊スポット…とも聞いた事あるような…でも素敵な所でした☆ pic.twitter.com/nJDQ48E5
— miho (@cmmr728) July 26, 2012
白石鉱山(白石工業桑名工場)の場所・アクセス・地図
白石鉱山(白石工業桑名工場)の住所 | 日本、〒511-0522 三重県いなべ市藤原町篠立3974 |
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交通アクセス | 津市から名古屋亀山線/東名阪自動車道 経由で1時間14分 |
最寄りのバス停 | 細野(徒歩1時間29分)国道365号 経由 |
最寄り駅 | 西藤原駅(徒歩1時間22分)国道365号 経由 |
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