千歳楼

愛知県春日井市の定光寺駅から歩いていける距離にある「千歳楼」は愛知最恐の心霊スポットと云われている。愛知で最大の廃墟であり昔の面影はなくなっているが、かつては高級旅館だったそうだ。今回は、愛知最恐の心霊スポット「千歳楼」を紹介する。

愛知最大の廃墟で心霊スポットとなる「千歳楼」

千歳楼は、当時の面影がないほど朽ち果てており不気味な雰囲気が漂っている。

千歳楼は廃墟として歴史が長く、建物の不法侵入や放火事件が立て続けに起きたようである。

千歳楼の廃墟で起きた事件

2005年頃から荒れ果てていき、廃墟・心霊スポットとして有名になっている。

2012年には白骨死体が発見され、2017年には高校生が不法侵入し書類送検される事件が起きている。

2019年1月には千歳楼側の川岸で一部白骨化した遺体が発見された。

千歳楼に訪れる際には中には侵入せず、外観を鑑賞することが良いだろう。

千歳楼は年商10億を記録していた

昭和3年(1928年)に千歳楼が料理店として創業し、昭和29年(1954年)に現在の場所に移転し旅館業を開始したそうだ。

当時は車などの交通手段が普及していなかったので、名古屋からの観光客が多く千歳楼へ訪れたそうだ。

千歳楼では著名な陶芸家の作品が置かれており、1980年代にはよく陶芸家が利用する場所となっていたという。

平成6年(1994年)には年商10億を記録したようだ。

千歳楼の近くには定光寺駅があることで利便性がよく、桜や秋の紅葉が楽しめる場所として人気があったのである。

千歳楼は川辺に作られた場所であるため窓からの景色が良く、日本料理が美味しいと評判だったそうだ。

千歳楼は全盛期8軒の旅館で栄えた

千歳楼は全盛期に8軒の旅館があり栄えていたのだが、自家用車の普及により宿泊客や来場客が伸びなかったため行き詰ってしまう。

料理教室など様々な営業努力を行ったのだが、結局来客数が減少していき、平成15年(2003年)に倒産したのである。

千歳楼で何度も起きる不審火

千歳楼が倒産し、債権者が窓ガラスを割り室内の金庫や高級食器、金目になる忘れ物の物品を持ち出していった。

不法侵入はこの頃から増えて行ったと見られ、若者らが廃墟探索などをするようになったようである。

こうした中で千歳楼で不審火が何度も発生する。

はじめは平成28年(2008年)に旅館屋上の枯れ草が燃えエレベーターから大広間まで火災が発生した。

これを皮切りに繰り返し不審火が起き、同じく平成28年(2008年)に200平方メートルに及ぶ大火事が起きた。

千歳楼は、窓ガラスや障子が破られ屋上には雑草が生えた廃墟となり、おどろおどろしく心霊スポットとして知られるようになる。

不法侵入者がますます増えていく頃になると、消防本部が対策としてフェンスの設置やパトロールを行うようになる。

だが、一向に不法侵入は減らず、防犯カメラ設置の対策も行われたのである。

どうやら心霊スポットとして話題となるようになり、ネットや動画投稿サイトなどで廃墟体験を投稿する人が増えたようである。

千歳楼で白骨死体が発見される

「千歳楼の廃墟で起きた事件」でも触れた話しだが、2012年の夏16歳の少年から「千歳楼で死体を見つけた」という通報が警察にあった。

千歳楼の1階で白骨化した死体が発見されたが、性別不明も分からないほど腐敗が進んでいたようで、座った状態のままだったそうだ。

服装は、半袖のTシャツとジーパン姿で下着を2枚ずつ重ね着をしていて、目立った外傷は確認できなかったという。

千歳楼の死体のウワサが広まる

千歳楼で死体が発見された事が広まり、様々な憶測が流れはじめた。

亡くなっていた性別不明の者は千歳楼のオーナーだったのではないか?というウワサである。

千歳楼のオーナーは倒産後に行方が分からなくなっており、一説では自殺したのではないかと云われていた。

だが、死体発見のニュースが広まり、都市伝説としてオーナーが自殺し、誰かが死体を隠蔽したのではないかという話しも出てきている。

2019年にも白骨化した遺体が川岸で発見されている。一連の事件事故・不審火が起きたことで心霊スポットとして有名になったのである。

千歳楼で鳴り響く黒電話

千歳楼では黒電話が突然鳴り響くという心霊現象が起きたという。

千歳楼に真夜中に行くとフロントにある黒電話が電気も通じていないのに鳴るそうである。

黒電話に出ないでいると「なぜ電話に出ないの?」と耳元で囁く声がするという。

千歳楼に行くと幽霊が憑いてくるというウワサがあるが、それが黒電話や白骨化した遺体と関係があるかは不明である。

愛知県の廃墟「千歳楼」での心霊現象

愛知県の廃墟「千歳楼」での心霊現象は、

  • 千歳楼内に電気が付いている
  • 何者かの気配がする
  • 音が聞こえる
  • 和服の男が歩いている
  • 黒電話が鳴る
  • メールが文字化けする

である。又、千歳楼の近くの川岸で音が聞こえるという話しもある。

どうやら、千歳楼近くにあるトラックから落下し死亡した者の霊ではないかとウワサされているようだ。

調べてみると、千歳楼の周りには浮遊霊がいると霊感がある方は考えているようだ。

さまざまな事件や事故が多く発生している場所であり、いろんな念が残っているというのだが…。

千歳楼の場所・地図・アクセス

千歳楼の住所 〒487-0004 愛知県瀬戸市川平町71
交通アクセス 名古屋市から県道15号 経由で37分
最寄りのバス停 定光寺公園(徒歩14分程)県道205号 経由
最寄り駅 定光寺駅(徒歩3分)県道205号 経由

千歳楼の地図(Googleマップ

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