赤別荘(竹林の洋館)

茨城県行方市に佇む「赤別荘」こと竹林の洋館には、怨念のような心霊現象が囁かれている。興味本位で訪れる者も多いが、ここでは数々の怪奇現象が報告されているという。今回は、赤別荘(竹林の洋館)のウワサの心霊話を紹介する。

赤別荘(竹林の洋館)とは?

赤別荘跡の外観

茨城県行方市、霞ヶ浦の東岸に位置するこの赤別荘は、竹やぶに囲まれた廃墟で、1922年(大正11年)に建てられた歴史ある洋館である。

その名の由来は、赤い屋根にあるが、実際には別荘ではなく、地元の有力者であった地主の住居だったとされている。

外観は洋館風だが、一階は純和風の造りが特徴で、内部には戦前から戦後初期の古い日用品が残されたままである。

長年放置され、朽ち果てていく様子とその不気味な佇まいから「竹林の洋館」とも呼ばれ、廃墟ファンや探検者の間で知られる存在となっている。

また、かつては地元で裕福な地主がこの屋敷に住んでいたが、彼の行いに対する様々な噂が今でも語り継がれている。

赤別荘(竹林の洋館)の心霊現象

赤別荘(竹林の洋館)の心霊現象は、

  • 廃屋内で人影が動く
  • 不意に人の気配がする
  • 屋敷内で低い声が聞こえる
  • 夜間、竹林の中から足音が響く

である。この屋敷で最もよく語られるのは、廃屋の窓や廊下で人影が動くという現象である。

訪れる者たちは屋内で突然、不意に人の気配を感じたり、視線を感じたりすることがあるという。

特に、夜に屋敷の外から内部を覗くと、古びた窓越しに黒い影が揺れ動くことがあるとされ、その影はふとした瞬間に消え去ってしまう。

また、屋敷の廊下で低い男性の声が囁くように聞こえるといった現象も報告されている。

これは一人で探検している者に多く、かつてこの家に住んでいた地主の怨念がこの場所に留まっているのではないかと囁かれている。

屋敷を囲む竹林の奥からは、深夜になると足音や物音が聞こえることがあり、まるで誰かが屋敷を見張っているかのような恐怖に包まれる。

赤別荘(竹林の洋館)の心霊体験談

竹林の洋館を訪れた者たちの中には、玄関を入った途端に身動きの取れないような圧迫感を覚えたと語る人が多い。

また、洋館の奥の部屋でふと振り返った際、こちらを見つめる視線を感じたという証言もある。

ある訪問者は、階段を上る途中で背後から誰かが追いかけてくるような気配を感じ、慌てて逃げ出したが、玄関を出ると再び静寂に包まれ、追ってきた気配も消えていたという。

また、屋敷の窓を眺めていたとき、奥の部屋からじっと見つめるような気配を感じ、振り返った瞬間に黒い影が一瞬だけ見えたと証言する者もいる。

これらの体験談は、竹林の洋館がただの廃墟ではなく、怨念や霊が集まる場所であることを示唆している。

赤別荘(竹林の洋館)の心霊考察

この赤別荘にまつわる怪奇現象の多くは、かつての住人が巻き起こした悪事や、無念を抱えてこの世を去った者たちの怨念が残っているためだと考えられる。

伝えられる話によれば、この屋敷の元住人である地主は、金貸しとして農民に法外な利息を課し、返済に困った者の田畑を没収していたという。

地元の人々から恨みを買い、屋敷に怨念が集まるきっかけになったとされている。

屋敷内で起こる怪現象の数々は、今もこの世をさまよう無念の霊たちが引き起こしていると考えられ、特に夜になるとその怨念が一層強まるとされている。

竹林に囲まれ、密かに佇む赤別荘には、長い年月を経た今でも人々を恐怖に陥れる何かが潜んでいるのであろう。

赤別荘(竹林の洋館)の地図

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