青土ダムには、数々の恐ろしい心霊現象がウワサされている。実際に訪れた者の中には、得体の知れない存在を感じ、二度と足を踏み入れたくないと語る者も少なくない。今回は、青土ダムにまつわるウワサの心霊話を紹介する。
青土ダムとは?

青土ダム(おおづちダム)は、滋賀県甲賀市に位置するダムである。
1974年に完成したこのダムは、農業用水や洪水調節を目的として造られた。
しかし、周囲にはうっそうとした森が広がり、昼間でも薄暗く、不気味な雰囲気を醸し出している。
青土ダムが心霊スポットとして知られるようになった背景には、過去に起きた水難事故や、自殺者の存在が関係していると言われている。
ダムの建設中にも労働者の事故死が相次ぎ、その霊が今もなお彷徨っているのではないかと囁かれている。
青土ダムの心霊現象
青土ダムの心霊現象は、
- 夜中に聞こえる水面からの叫び声
- ダム周辺で目撃される白い影
- 車のエンジンが突然停止する現象
- 写真に写り込む謎の顔や手
である。以下、これらの怪異について詳しく解説する。
夜中に聞こえる水面からの叫び声
青土ダムでは、夜中に水面から「助けて」という悲痛な声が聞こえることがあるという。
この声は、水難事故で命を落とした者の怨念が残っているのではないかと噂されている。
特に、静かな夜にははっきりと聞こえ、耳を塞いでもなお頭の中に響くような錯覚を覚えるという証言もある。
ダム周辺で目撃される白い影
青土ダムの周辺では、白い人影が目撃されることが多い。
この影は、まるで何かを探しているかのようにフラフラと漂い、時には急に消えてしまうこともある。
目撃者の中には、その影と目が合った瞬間、激しい寒気と頭痛に襲われた者もいるという。
車のエンジンが突然停止する現象
ダム付近の道路を車で走行していると、突然エンジンが止まるという現象が報告されている。
特に深夜に多発し、原因不明のまま車が動かなくなることがある。
車のエンジンが止まった後、耳元で囁くような声を聞いたという者もおり、恐怖のあまりその場を逃げるように離れた者もいる。
写真に写り込む謎の顔や手
青土ダムで撮影した写真には、高確率で「何か」が写り込むと言われている。
特に、水面やダムの橋付近を撮影すると、不自然な顔や手が映ることがある。
実際に撮影した者の中には、その写真を見た直後から体調を崩し、謎の高熱に苦しんだという事例もある。
青土ダムの心霊体験談
ある若者グループが深夜に青土ダムを訪れた際のこと。
彼らがダムの端で写真を撮った直後、1人が突然「足を掴まれた」と叫び、地面に転倒した。
驚いた仲間がライトを照らしても、そこには何もなかった。
しかし、後日撮影した写真を確認すると、水面から伸びる無数の手が彼らの足元に映り込んでいたという。
また、別の男性が1人でダム周辺を散策していた際、「帰れ…」という低い声を聞いたという。
振り返っても誰もおらず、急いで車に戻ろうとしたその時、背後から誰かに肩を叩かれた。
しかし、振り向いてもそこには誰もおらず、ゾッとした彼はすぐにその場を立ち去ったという。
青土ダムの心霊考察
青土ダムの心霊現象には、共通する点がいくつかある。それは、「水辺にまつわる怪異が多い」ということである。
これは、ダムの建設時やその後に発生した水難事故や自殺が関係していると考えられる。
また、目撃される白い影や謎の声の正体は、無念のうちにこの世を去った霊魂が、今もなお自らの存在を訴えようとしているのかもしれない。
特に、写真に写り込む霊的な現象は、何らかの強い念がそこに残っている証拠である可能性が高い。
青土ダムは、その美しい自然とは裏腹に、不穏な空気が漂う場所である。
もし訪れるのであれば、決して1人では行かず、夜間の立ち入りは控えるべきであろう。
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