ネタバレ全開考察『呪怨(劇場版)』|この映画が“逃げ場”を消していく理由
※本稿は映画『呪怨(劇場版)』(2003)を中心に、ビデオ版(2000)とのつながりにも触れる。未見の人は注意してほしい。『呪怨(劇場版)』は、いわゆる“幽霊が出て怖い映画”ではない。むしろ本作が本当にやっているのは、「安心していいと思っていた場所」…
※本稿は映画『呪怨(劇場版)』(2003)を中心に、ビデオ版(2000)とのつながりにも触れる。未見の人は注意してほしい。『呪怨(劇場版)』は、いわゆる“幽霊が出て怖い映画”ではない。むしろ本作が本当にやっているのは、「安心していいと思っていた場所」…
『仄暗い水の底から』(2002)は、いわゆるJホラーの代表作として語られがちである。だが本作の怖さは、幽霊が出るから怖い――という単純な型ではない。怖いのは、生活がじわじわ腐っていく過程であり、そこで起きる出来事が「怪異」なのか「現実の不具合…
リングは、単なるジャパニーズホラーの代表作ではない。本作は「幽霊映画」という枠を超え、人間の記憶・罪・継承・拡散といった、極めて現代的な恐怖を内包した作品である。ここでは、これまで心霊考察記事で用いてきた統合的な思考スタイル――すなわ…