鹿児島県日置市伊集院町麦生田にある「幽霊コンビニ跡地」は、地元で有名な心霊スポットであり、不気味な噂が絶えない場所である。今回は、麦生田のコンビニ跡(幽霊コンビニ跡地)にまつわるウワサの心霊話を紹介する。
麦生田のコンビニ跡(幽霊コンビニ跡地)とは?
麦生田のコンビニ跡地は、国道3号線沿いに位置しており、かつてコンビニエンスストアが営業していた場所である。
このコンビニは営業当時から心霊現象が多発することで地元で有名だったとされる。
この場所には、コンビニができる以前から不吉な歴史がある。
1990年代頃までは、夫婦が切り盛りする小さな洋食店が営業していた。
しかし、経営不振に陥った夫婦は高利貸しからの借金に追われ、最終的に店内で心中を図ったとされる。
この事件が引き金となり、その後も店舗が変わっても心霊現象が続いたと言われている。
最終的にこの場所はコンビニとして営業を開始するが、数多くの怪異現象が報告され、2000年頃に閉店。
その後、倉庫として利用されるようになったが、現在でも心霊現象の噂が絶えない場所である。
麦生田のコンビニ跡(幽霊コンビニ跡地)の心霊現象
麦生田のコンビニ跡地で報告されている心霊現象は以下の通りである。
- 冷蔵庫の奥から感じる視線
- 無人にもかかわらず開閉する自動ドア
- 毎晩決まった時間に天井から現れる霊
- 施錠された店内で見える人影と人魂
冷蔵庫の奥から感じる視線
コンビニ営業時代、飲み物を取ろうと冷蔵庫を開けた客が「奥から誰かに見られている気がした」と証言している。
この感覚を訴える人は少なくなく、冷蔵庫に近づくのを避ける従業員もいたという。
無人にもかかわらず開閉する自動ドア
店内に誰もいないにもかかわらず、自動ドアが突然開閉する現象が頻発していた。
業者により点検が行われたが、特に異常は見つからなかったという。
毎晩決まった時間に天井から現れる霊
夜になると天井の一角から霊が現れるとの話が従業員や一部の客から寄せられている。
この現象は特定の時間帯に集中しており、店舗スタッフの間では恐怖の対象となっていた。
施錠された店内で見える人影と人魂
閉店後も施錠されているはずの店内で、歩き回る人影や人魂のような光が目撃されている。
これらの現象により、店内の窓はベニヤ板で封鎖され、外から内部が見えないようにされた。
麦生田のコンビニ跡(幽霊コンビニ跡地)の心霊体験談
かつて隣接するセブンイレブンで働いていた人物によれば、幽霊コンビニ跡地の奥には大量のお札が貼られていたという。
また、この場所で作業を行った業者が、「建物内に入ると気分が悪くなる」と語っていた。
別の目撃談では、夜中に倉庫として使われている店内で青白い光が飛び回るのを見たという。
この目撃者は恐怖のあまり車で逃げ去ったと証言している。
麦生田のコンビニ跡(幽霊コンビニ跡地)の心霊考察
麦生田のコンビニ跡地での心霊現象は、この地に残る強い負のエネルギーや過去の悲劇的な出来事と関連している可能性が高い。
特に洋食店時代に起きた夫婦の心中事件は、この場所の心霊現象の背景に大きく影響していると考えられる。
さらに、この場所が明治以前に処刑された罪人を清める場所であったという伝承も、心霊現象の原因とされる。
この場所に漂う霊的な存在は、訪問者に何かを訴えかけようとしているのかもしれない。
現在、このコンビニ跡地は倉庫として利用されているが、噂を聞きつけた心霊マニアが訪れることもある。
しかし、地元住民や倉庫の管理者に迷惑をかけないよう、興味本位での訪問は控えるべきである。
麦生田のコンビニ跡地は、その悲劇的な歴史と数多くの心霊現象が絡み合い、地元で恐れられる存在となっている。
この場所を訪れる際には、敬意を払い、無闇に立ち入らないことが求められる。
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