福山市内を通る福山グリーンラインは、美しい瀬戸内海の景色を楽しめる人気のドライブコースでありながら、数々の心霊現象が語り継がれる広島県有数の心霊スポットでもある。今回は、福山グリーンラインのウワサの心霊話を紹介する。
福山グリーンラインとは?
福山グリーンラインは、広島県福山市内を通る全長約25キロメートルのドライブコースである。
この道路は1974年(昭和49年)に完成し、瀬戸内海の絶景を一望できる観光ルートとして知られている。
福山市の鞆町後地から水呑町に至るルートは、ドライバーやツーリング愛好者に人気のスポットとなっている。
一方で、急カーブや急勾配の多い山道であり、交通事故が多発しているため「危険な道」としても知られている。
また、トンネルや地蔵が点在する場所では数々の心霊現象が報告されており、地元では広島県有数の心霊スポットとしても有名である。
福山グリーンラインの心霊現象
福山グリーンラインで語られる心霊現象は以下の通りである。
- トンネル内でライトを消すと女性の霊が現れる
- 車内で赤ちゃんや幼い子供の泣き声が聞こえる
- 車が突然停止したり、エンジンがかからなくなる
- 地蔵の近くで首なし地蔵がうめき声を上げる
トンネル内でライトを消すと女性の霊が現れる
福山グリーンラインには複数のトンネルが存在するが、その中の一つで「午前0時を過ぎてライトを消すと女性の霊が現れる」という噂がある。
この女性は、トンネル内に佇み、車に近づいてくるといわれている。運転手の背後に立つという話もあり、恐怖心を煽る現象の一つである。
車内で赤ちゃんや幼い子供の泣き声が聞こえる
トンネルや地蔵の近くを通る際に、車内で赤ちゃんや幼い子供の泣き声が突然聞こえるという報告がある。
これらの声は実際には存在しないことが確認されており、心霊現象として語られている。
車両トラブルが発生する
特定の場所では、車が突然停止したり、エンジンがかからなくなるといった現象が頻発している。
ボンネットを開けてみると、子供の手形がついていたという話もあり、これらの現象は怨念の影響と考えられている。
地蔵の近くで首なし地蔵がうめき声を上げる
福山グリーンラインの途中には供養のための地蔵が並んでいる場所がある。
この中には首のない地蔵があり、夜間にうめき声が聞こえるという噂がある。
この地蔵は、過去に起きた事件や事故の犠牲者の魂を鎮めるために建立されたとされている。
福山グリーンラインの心霊体験談
体験談1
「ある夏の夜、トンネルを抜けた後に車を停めて景色を眺めていたところ、ラジオが突然『ピー』というノイズを発し始めた。山間部なので電波障害かと思ったが、ノイズはその後も続き、車を離れても止まらなかった。」
体験談2
「初めてグリーンラインを走った時、あるヘアピンカーブで異様な嫌な感じがした。カーブの内側にある石と斜面の石垣が特に気持ち悪く、その道を進むことができないような錯覚に襲われた。後でその場所が幽霊の出るトンネルの近くだと知り、背筋が凍った。」
福山グリーンラインの心霊考察
福山グリーンラインで起こる心霊現象は、過去に起きた交通事故や、事件の犠牲者の怨念が関係しているとされる。
また、この地域の霊的なエネルギーが強い場所に地蔵やトンネルが建てられたことで、現象が集中している可能性もある。
地元では、供養や鎮魂のために地蔵が建立されているが、それでもなお現象が続いているということは、犠牲者たちの無念が深いことを物語っている。
福山グリーンラインは美しい景観を楽しめる一方で、危険な心霊スポットでもある。
訪れる際には事故や霊障に十分注意し、肝試し目的での訪問は避けるべきである。
この地に残る怨念と、歴史的背景に思いを馳せながら、敬意を持って行動することが求められる。
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