古城池トンネル｜ウワサの心霊話

岡山県倉敷市の心霊スポットとして名高い古城池トンネル。この場所には、老婆の霊や落ち武者の霊など、数々の心霊現象の噂が絶えない。今回は、古城池トンネルのウワサの心霊話を紹介する。

古城池トンネルとは？

古城池トンネルは、岡山県倉敷市に位置し、1975年（昭和50年）に開通したトンネルである。

現在は上下線が別々のトンネルとなっており、心霊現象が噂されているのは上り線の旧トンネルである。

トンネルの名前は、近隣にある古城池に由来している。

旧古城池トンネルは一見普通のトンネルだが、その歴史や周辺の出来事から心霊スポットとして広く知られるようになった。

特に「ジェットババァ」と呼ばれる老婆の霊が車に並走するという噂や、かつてトンネル手前にあった電話ボックスに現れる女性の霊の話が有名である。

また、トンネル周辺には古戦場や処刑場があったとされ、落ち武者の霊も目撃されている。

古城池トンネルで報告されている心霊現象は以下の通りである。

このトンネルで最も有名な心霊現象が「ジェットババァ」と呼ばれる老婆の霊である。

車やバイクが通過するとき、信じられない速度で追いかけてくると言われている。

害はないとされるが、その姿を見た者は強烈な恐怖を覚えるという。

かつてトンネル手前にあった電話ボックスには、白い服を着た女性の霊が現れるという噂があった。

この電話ボックスは現在撤去されているが、霊が消えたのか別の場所に現れるようになったのかは定かではない。

トンネルの入り口付近や近くの池では、甲冑を身にまとった落ち武者の霊が目撃されている。

この霊は、古戦場や処刑場が近隣にあったという噂と関連している可能性が高い。

トンネル内では、黒い影が現れるという報告や、窓を閉めているにもかかわらず突風が吹き込むという体験談が多く寄せられている。

これらの現象は、霊的なエネルギーが関与していると考えられている。

ある女性が霊感の強い姉とトンネルを通過した際、窓を閉めているのに突風が吹き込み、姉が突然苦しみ始めたという。

姉は首を押さえながら息ができない様子だったが、トンネルを抜けると症状は収まった。

今でもこの出来事が何だったのかは謎だという。

福田公園での帰り、友人とトンネルを通過していた男性が、途中で電話を受けた。

その電話は、トンネル入り口で別れたはずの友人からであり、実際には友人は一緒にいなかった。

では、トンネルを通過する間、一緒にいたのは誰だったのか？

霊感の強い女性と一緒にトンネルを通った男性が、トンネル内で兵士の霊を目撃したと語っている。

さらにトンネルを抜けた先の池には「非常にヤバい霊」が集まっているとも言われている。

古城池トンネルにまつわる心霊現象は、その歴史的背景と深く結びついていると考えられる。

古戦場や処刑場が近くに存在した可能性があり、それに関連する霊の出現が報告されている。

また、トンネルという閉鎖空間が人々に不安感を与え、それが心霊現象の発生を助長しているとも言える。

特に「ジェットババァ」の噂は都市伝説的な側面を持つが、実際に体験した人々の証言が絶えないことから、何かしらの霊的存在が関与している可能性がある。

古城池トンネルは、交通量の多い道路でもあり、訪れる際には交通安全に十分注意するとともに、地元住民や他の利用者に迷惑をかけないよう心掛ける必要がある。

この場所を訪れる際は、その恐怖と謎の真相に挑む心構えが求められるだろう。