かつて宿泊施設として賑わっていたグリーンロッジ。しかし、老朽化による廃業後、この場所は心霊廃墟として語り継がれるようになった。今回は、グリーンロッジにまつわるウワサの心霊話を紹介する。
グリーンロッジとは?
グリーンロッジは、埼玉県入間市に存在した西洋風の宿泊施設で、1971年に国民宿泊施設としてオープンした。
1泊2食付きで1,500円という非常に手頃な価格で、多くの観光客に利用されていた。
山の中腹に位置し、施設からは素晴らしい景色を楽しむことができ、展望台からは夜景が広がる人気のスポットであった。
しかし、施設の老朽化や経営不振により、2002年に営業を終了。以降は廃墟となり、放置されていた。
施設の独特な西洋風の外観は廃墟マニアや心霊スポット愛好者の間で注目され、多くの人々が訪れるようになったが、施設内での不法侵入や破壊行為が問題視されるようになり、厳しい警備が行われるようになった。
※現在は解体され現存していない。
グリーンロッジの心霊現象
グリーンロッジで報告されている心霊現象は以下の通りである。
- 窓から女性の霊が覗く
- 夜間、幽霊の囁き声が聞こえる
- 不審な足音が建物内を響く
- 老婆の霊が目撃される
これらの現象は特に夜間に多く報告されており、探索者たちに恐怖を与える要因となっている。
最も有名な心霊現象は「窓から覗く女性の霊」である。
この霊は建物の窓から外をじっと見つめていることが多く、訪問者がその視線に気づくと恐怖に駆られるという。
また、老婆の霊が階段を上り下りしている様子が目撃されることもあり、無人の建物内で足音が響き渡る現象が頻繁に起こる。
さらに、幽霊の囁き声が建物内で聞こえることがあり、特定の部屋や廊下で「誰もいないはずなのに」耳元で囁かれるような体験が報告されている。
これらの心霊現象は、廃墟が持つ独特の雰囲気と相まって、訪問者に強烈な恐怖を与えている。
グリーンロッジの心霊体験談
ある探索者は、夜間にグリーンロッジを訪れた際、窓から覗いている女性の姿を目撃し、彼女の冷たい視線に背筋が凍ったと語っている。
また、別の訪問者は、建物内を探索中に老婆の霊が階段を下りてくるのを目撃し、直後に不気味な囁き声が聞こえたという体験を報告している。
グリーンロッジの心霊考察
グリーンロッジの心霊現象は、施設の長期間の放置や、その間に宿泊者や従業員が体験した出来事に関連している可能性があると考えられている。
また、建物が廃墟となって以降、心霊スポットとして注目されることで、霊的エネルギーが集まっているという説もある。
特に「窓から覗く女性の霊」は、この場所に強い未練を残している存在である可能性が指摘されている。
グリーンロッジを訪れる際は、建物の老朽化や心霊現象の危険性に注意し、軽率な行動を控えるべきである。
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