埼玉県新座市にある平林寺には、古くから心霊現象のウワサが絶えない。この神秘的な寺院には、一見平穏な森と歴史的な墓地が広がっているが、そこに潜む不気味な現象に多くの人々が恐怖を覚えている。今回は、平林寺にまつわるウワサの心霊話を紹介する。

平林寺とは？

平林寺は、約400年の歴史を持つ臨済宗の禅寺で、広大な敷地内に寺院や墓地、そして特別天然記念物に指定された平林寺の森が広がる。

徳川家とも縁が深く、戦国時代の武将たちの墓が多数存在することでも有名である。

平林寺は、地域住民に親しまれ、四季折々の美しい自然を楽しめる観光地でもある。

しかし、この静かな寺の奥には、不気味な霊的現象が隠されており、特に地元の学校では、この場所が心霊スポットとして語り継がれてきた。

平林寺の心霊現象

平林寺で報告されている心霊現象は以下の通りである。

• 木の上に現れる少女の霊
• 墓地付近で見える女性の顔
• 石碑の前でカメラに映り込む謎の光
• 森の中で聞こえる足音

これらの現象は、特に夜になるとより強く感じられることが多いとされ、心霊写真が撮れるというウワサも絶えない。

もっとも有名なのは、「木の上に現れる少女の霊」である。

中学生の遠足で平林寺を訪れた際、集合写真の中に、木の上から覗く少女の霊が写り込んだとされる。

この少女は名札を付けたおかっぱ頭で、木の上10メートルの高さから微笑む姿が写っていたという。

この写真が広まり、地元の子どもたちの間で「平林寺は心霊スポットだ」と話題になった。

また、ある人は墓地付近を歩いていると、ふと視線を感じ、振り返ると女性の顔がぼんやりと浮かんでいたという。

この女性の霊が、歴史上の著名な人物と関係があるのではないかという説もある。

さらに、寺院周辺では、カメラで石碑を撮影した際に、黄色いモヤが写真全体に映り込んだという報告もある。

これに加え、森の中で足音が聞こえるという体験談もあり、特に夜の平林寺は不気味な雰囲気が漂っている。

平林寺の心霊体験談

ある男性が夕暮れ時に平林寺を訪れた際、石碑を撮影したところ、写真に黄色いモヤが映り込んだ。

この現象は2回連続で起こり、その後も不思議な出来事が続いたという。

彼はその後数日間、窓も玄関も開けていないのにスズメバチが部屋に現れたり、スマホが謎のウイルスに感染するなど、奇妙な出来事に見舞われた。

また、昔から教科書に掲載された平林寺の写真には、女の人の顔が写っていたという噂があり、クラス全員が大騒ぎになったことがあった。

このため、平林寺が心霊スポットとして恐れられているのは、地元の学校でも広く知られている。

平林寺の心霊考察

平林寺の心霊現象は、その歴史的な背景や、墓地に葬られている武士たちの霊が影響していると考えられる。

特に、長い歴史の中で多くの死者を祀ってきた寺院であるため、霊的な存在がこの場所に留まっている可能性が高い。

また、平林寺の森の静寂と、そこに眠る死者たちが引き起こす怪異は、この場所の神秘性を一層深めている。

これらの霊現象は、平林寺の持つ霊的なエネルギーと密接に関わっており、心霊スポットとしての評判は今後も続くだろう。

平林寺の地図