茨城県かすみがうら市の第2常陸野公園にある公衆トイレには、10年ほど前に女性が命を絶ったとのウワサがある。その後、このトイレでは夜になるとすすり泣きが聞こえ、不気味な気配が漂うと語られている。今回は、第2常陸野公園 公衆トイレのウワサの心霊話を紹介する。
第2常陸野公園 公衆トイレとは?
第2常陸野公園は、茨城県かすみがうら市中佐谷に位置する自然豊かな広大な公園である。
敷地は45,209平方メートルもあり、芝生広場や多くの桜の木が立ち並ぶ。
桜の季節には花見スポットとして賑わい、散策を楽しむ人々が訪れる。
公園には駐車場(30台収容)、トイレも完備され、ファミリーや散歩愛好者にとっての憩いの場となっている。
だが、この公園に設置された公衆トイレは、他の場所とは異なる不気味な空気を纏っている。
特に夜になると、昼間の穏やかな雰囲気は一変し、重く冷たい空気に包まれると語られている。
第2常陸野公園 公衆トイレの心霊現象
第2常陸野公園の公衆トイレにおいて報告されている心霊現象は、以下の通りである。
- 夜にすすり泣きが聞こえる
- 重く冷たい空気が漂う
- 多目的トイレ内に不気味な気配がある
- トイレのドアが勝手に開閉する
これらの現象は、主に夜間に訪れた人々によって語られており、不気味な雰囲気が漂っているとされている。
夜にすすり泣きが聞こえる
このトイレでは、10年ほど前に女性が多目的トイレで首吊り自殺を図ったという話がある。
その後、夜になるとすすり泣きの声が聞こえると噂されており、声の主は彼女ではないかと囁かれている。
その泣き声は人を遠ざけるように、静寂の中で突然響き渡ると言われている。
重く冷たい空気が漂う
この場所に訪れた者たちは、一様に「空気が重い」と語る。
昼間でも感じられるこの重圧感は、夜にはさらに強まる。
まるで何かが息を潜めてこちらを見ているような感覚に襲われ、背筋が凍りつく思いに駆られるという。
多目的トイレ内に不気味な気配がある
特に多目的トイレの中は異様な雰囲気で満たされており、何かの視線を感じると語る人が多い。
振り返ってもそこには誰もいないが、背後にぴたりと張りつくような気配が消えることはなく、冷や汗を流しながら急ぎ足でトイレを出る人が後を絶たない。
トイレのドアが勝手に開閉する
風の影響では説明がつかないようなタイミングで、トイレのドアが開閉する現象が報告されている。
この現象は特に夜に多く、利用者の少ない時間帯になると頻繁に起こるという。
まるで目に見えない「誰か」がそこに出入りしているかのように。
第2常陸野公園 公衆トイレの心霊体験談
過去に夜の第2常陸野公園を訪れた人の話によると、夜間のトイレ付近には説明のつかない冷気が漂い、そこに立つとまるで何かに押しつぶされるような重さを感じたという。
また、別の訪問者は、すすり泣きの声を耳にし、公衆トイレの中に入ったが誰もおらず、背筋が凍る思いで足早にその場を去ったと語っている。
第2常陸野公園 公衆トイレの心霊考察
このトイレに漂う異様な雰囲気について、いくつかの考察がある。
まず、噂される女性の首吊り自殺が本当であれば、その魂が未だに安らぎを得られずにこの場所をさまよっているのではないかという説がある。
しかし、これに関する公式な記録は確認されておらず、あくまで都市伝説の一部に過ぎないのかもしれない。
また、一部の専門家は、訪問者の「恐怖心」がこの場所の雰囲気を異常なものに感じさせている可能性もあると指摘する。
夜間のトイレの静寂や暗闇が心理的な作用を引き起こし、錯覚や幻聴を生むことがあるという。
しかし、これだけ多くの人が同じような体験を語っている点から、単なる心理的な作用だけでは説明がつかない部分もあるかもしれない。
いずれにしても、第2常陸野公園の公衆トイレにまつわる心霊現象は、決して無視できないウワサとして地元で語り継がれている。
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