本覚寺(詐欺寺)

本覚寺(詐欺寺)には、悪徳な霊感商法の過去があり、解散命令を受けて廃墟となったというウワサの心霊話を紹介する。かつては霊視鑑定や供養を行う寺院として活動していたが、高額な祈祷料や供養料を請求して相談者から金を巻き上げたため、多くの訴訟を受け、解散に至った。廃墟となった寺内には、位牌やかつての資料が残され、不気味な雰囲気を漂わせている。今回は、本覚寺(詐欺寺)のウワサの心霊話を紹介する。

本覚寺(詐欺寺)とは?

本覚寺(詐欺寺)の外観

本覚寺は、茨城県久慈郡大子町に位置する寺院で、悪徳な霊感商法の舞台として知られている。

1987年に真言宗醍醐派の寺院として設立され、当初は宗教法人としての活動を開始したが、翌年には真言宗から離脱し、独立の霊視鑑定を行う寺院として再出発した。

しかし、霊視鑑定や供養の名の下に不安を煽り、相談者から高額な祈祷料や供養料を請求していたことが問題視され、相談者からの訴訟が相次いだ。

さらには関西方面でも活動を再開し、同様に被害者からの訴訟を受けて、2002年には宗教法人として解散命令が下されることとなった。

解散後、本覚寺は廃墟となり、現在も当時の資料や位牌、さまざまな遺物が散乱する異様な光景が広がっている。

また寺務所や研修施設など複数の建物は経年劣化や放火による火災で大きな損傷を受け、不気味な佇まいを見せている。

本堂には大量の位牌が残され、さらに「ブラ寺」とも呼ばれる所以となった大量のブラジャーや奇妙なビラも見つかっていた。

怨念が残る心霊スポットとして、霊感のある人々からは「近寄らないほうが良い」と恐れられる場所である。

本覚寺(詐欺寺)の心霊現象

本覚寺(詐欺寺)の心霊現象は、

  • 本堂の暗がりからの視線を感じる
  • 位牌の周囲で囁き声が聞こえる
  • 寺務所の窓に人影が現れる
  • 荒れ果てた館内に漂う異様な寒気

である。本覚寺では、数々の心霊現象が報告されている。

廃墟となった本堂では、内部に散乱する位牌の周辺で何者かの囁き声が聞こえることが多く、訪問者を静かに取り囲むように声が重なり聞こえてくるという。

深夜に寺を訪れた者が本堂の奥へと進むと、不意に冷気が肌を刺し、まるで何かに見張られているかのような視線を感じると語られている。

この冷たさはただの寒さとは異なり、重苦しい怨念が身を包むような異様な感覚だとされている。

寺務所には、かつての僧侶の生活用品や信者の資料が散乱しているが、窓からは夜になると人影がぼんやりと浮かび上がることがあるという。

影はぼんやりとした輪郭を持ち、じっとこちらを見つめているかのように動かないまま立ち尽くす。

特に霊感の強い人は、その影が悲しみや怨念を秘めた目で自分を見つめていると感じるという。

さらに、本堂の側にある研修施設の階段や廊下でも異常な現象が起こることが多い。

ある霊感の強い訪問者によれば、広間で祈祷台の前に立つと突然腕を掴まれる感覚がし、気がつくと肌が氷のように冷たくなっていたという。

階段を登った先の部屋に入った瞬間、吐き気が込み上げてきたり、心拍が乱れたりと、強い霊障を受けるケースが頻発している。

本覚寺(詐欺寺)の心霊体験談

実際に本覚寺を訪れた人の中には、取り憑かれるような強い恐怖を感じたという話が多い。

ある若い男性は、夜中に寺を訪れた際に本堂の奥から女性の声で「助けて…」という悲痛な声が聞こえ、耳を塞ぎたくなるほどの不気味さを味わったと話す。

驚いてその場を離れようとしたが、足が動かず、声は耳元で囁き続けていたという。

後日、男性は原因不明の高熱に悩まされ、しばらくは悪夢にうなされる日々を送ったと証言している。

また、別の霊感のある訪問者は、寺の研修施設の部屋に入った瞬間、胸の奥に強い悲しみを感じ、涙が止まらなくなったと語っている。

彼はその部屋で「誰かが助けを求めている」と感じ、思わず手を合わせたというが、その後も足を踏み入れるたびに強い拒絶感が襲ってきたという。

本覚寺(詐欺寺)の心霊考察

本覚寺で起こる心霊現象の多くは、寺がかつて行っていた霊感商法によって生み出された怨念や無念さが形を変え、残留思念としてこの場に留まっていることに起因していると考えられる。

相談者たちから巻き上げた金銭や、祈祷料にまつわる強い恨みの念が、訪れる者に対して影響を与えている可能性が高い。

特に、供養が必要な位牌の数が大量に残されていることから、それらの霊が成仏できずにこの場に取り残されているのではないかと推測されている。

さらに、霊感の強い者が特に強い霊障を受けるのは、寺の建物が廃墟と化し、荒れ果てた状態にあることで、より強く怨念が集まりやすくなっているためだと考えられる。

霊感商法という形で金銭を巻き上げた側が寺を離れた後、その後も被害者の無念がこの場所に残り、怪奇現象を引き起こしているのではないかとする考察もある。

本覚寺(詐欺寺)は、心霊スポットとして訪れる者が多いが、霊的なエネルギーが非常に強いため、軽い気持ちでの訪問は危険であるとされている。

特に、位牌のある場所や本堂に立ち入ることは避けるべきだという意見も多く、訪問する際には慎重な態度が求められる。

本覚寺(詐欺寺)の地図


 

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【管理人】狐憑きのたる

狐憑きのたる

全国のウワサの心霊スポットを調査し、その魅力と恐怖を皆さんにお届けしています。