千葉県長柄町にある廃ラブホテル「ホテルツリー」は、廃墟マニアの間で知られた心霊スポットである。今回は、ホテルツリー(Tree)のウワサの心霊話を紹介する。
ホテルツリー(Tree)とは?
「ホテルツリー」は、千葉県長柄町の長柄ダムの南側に位置するラブホテルの廃墟である。
1980年代に開業し、比較的最近まで営業していたが、2018年から2019年頃に閉業したとされている。
全15室の客室を持つこのホテルは、102号室と105号室には露天風呂があり、場内には石像が設置されていた特徴的な建物であった。
ホテルの周囲は豊かな自然に囲まれており、静かな場所に建てられていたことから、かつてはカップルや観光客の利用があったようだ。
しかし、営業が終わり、廃墟となった後は次第に不気味なウワサが広まり、心霊スポットとして知られるようになった。
ホテルツリー(Tree)の心霊現象
ホテルツリーで報告されている心霊現象は以下の通りである。
- ホテル内で誰かの気配を感じる
- 210号室で心霊現象が発生する
- 210号室で動物の死骸が見つかった
- 無人のはずの場所から物音が聞こえる
これらの現象がウワサされる中、訪問者の間では特に210号室での異常な現象が有名である。
ある時、210号室で動物の死骸が見つかり、この部屋での心霊現象が頻繁に報告されるようになったという。
この部屋に入ると、誰かがこちらを見ているような感覚に襲われたり、不気味な音が聞こえたりするとの体験談もある。
訪れた者たちは、特に夜間にこのホテルの廃墟を探索すると、無人であるはずの場所で人の気配や不気味な音を感じるという。
ホテルツリー自体は比較的荒廃しておらず、建物の構造はしっかりしているが、一部の部屋では床が抜けていたり、不法投棄された物品が散乱している。
とくに竹で吊るされた部屋や損壊した壁面は、不気味さをさらに増している。
ホテルツリー(Tree)の心霊体験談
実際にホテルツリーを訪れた者たちは、訪問中に異常な現象を体験したと証言している。
夜間、無人のホテルの中で急に物音がしたり、突如として冷たい空気が流れ込んできたりしたという。
特に210号室では、視界の隅に不気味な影がちらついたという報告もあり、ここに滞在していた者たちが何らかの異常な体験をする可能性が高いとされている。
ホテルツリー(Tree)の心霊考察
ホテルツリーは、廃業後に放置されたため、一般的な廃墟のような荒廃した雰囲気を持つ一方で、特定の部屋で異常な現象が起きることが多いため、心霊スポットとしての評判が立っている。
特に、210号室で起こる現象や動物の死骸にまつわるウワサは、この場所が「負のエネルギー」に満ちているのではないかと推測されている。
訪問者たちは、かつてこの場所で起きた何らかの出来事や霊的な存在が、この廃墟に残っているのではないかと考えている。
閉業してからもなお、ホテルツリーは廃墟愛好家や心霊スポット探訪者の間で注目され続けている。
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