戸口隧道

戸口隧道(旧戸口トンネル)は、急勾配で暗く狭いが大型車も通行可能なトンネル。しかし、その暗さと狭さが心霊現象の舞台となっており、真っ黒に焦げた女性の霊が目撃されることが多いという。今回は、戸口隧道(旧戸口トンネル)のウワサの心霊話を紹介する。

戸口隧道(旧戸口トンネル)とは?

トンネルの前後は急勾配で、トンネル自体も暗くて狭い。

でも、大型車も通るらしい。

石碑も置かれ、かなりの崖にある。

施工記念に書かれている内容を見てみると、「昭和二十四年に幅員四米の道路に改良された」旧々道があったらしい。

記念碑の背面には、工事銘板があり、昭和四十一年(1966年)四月の施工とある。

トンネルはスノージェットの奥にある。

現在は車止めがおかれ封鎖されている。

戸口隧道(旧戸口トンネル)の心霊現象

戸口隧道(旧戸口トンネル)の心霊現象は、

  • 真っ黒に焦げた女性の霊が現れる

である。平成26年(2014年)に新しい戸口トンネルが開通し、それ以降は閉鎖された廃トンネル、戸口隧道(旧戸口トンネル)では、よく真っ黒に焦げた女性の霊が目撃されている。

彼女の肌は焼けただれ、顔もほとんど原型をとどめていないとされている。

女性の霊が見えない人の中には「黒い人影を見た」という証言もあるようだ。

ウワサによれば、平成14年(2002年)4月8日に近くの空地で顔と頭を激しく焼かれた女性の遺体が発見されたことと関係があるとされている。

謎の女性霊と旧戸ノ口トンネルの怪異

ずっと昔の話であるが、旧戸ノ口トンネルでは不可解な出来事が起きた。

夜、福井市と鯖江市を結ぶ最短経路として使われていたこのトンネルで、相馬タクシーの運転手が白い着物を着た女性を見かけた。

不気味ながらも彼女を乗せ、目的地を尋ねるが一言も喋らず、振り返った時には姿が消え、後部座席は湿っていた。

警察も調査したが、何も見つからずに事件は迷宮入りとなった。

その後もトンネルに女性の姿を目撃したという報告が相次ぎ、人々は夜の通行を避けるようになった。

この出来事をきっかけに、新しいトンネル建設の話が持ち上がったが、女性の正体は未だに解明されていないそうだ。

戸口隧道(旧戸口トンネル)の場所・アクセス・地図

戸口隧道(旧戸口トンネル)の住所 日本、〒916-1111 福井県鯖江市上戸口町
交通アクセス 福井市から県道242号 と 県道25号 経由で24分
最寄りのバス停 上戸口北(徒歩10分)三峯山麓通り 経由
最寄り駅 水落駅(徒歩2時間12分)元三大師通り と 三峯山麓通り 経由

戸口隧道(旧戸口トンネル)の地図(Googleマップ)

本記事は、「心霊現象の考察」シリーズの思想を踏まえて執筆している。
幽霊の存在を断定するのではなく、人間の認識や記憶、土地や出来事がどのように「心霊」という物語として語られてきたのか、という視点から整理を行っている。

なお、本サイト内には執筆時期の異なる記事が混在しており、すべての記事が同一の考察軸で統一されているわけではない。
現在、順次リライトを進めながら、心霊スポット記事を本シリーズの思想に沿った形へ更新している段階である。

最新の記事および更新済みの記事については、本考察シリーズを基準とした構成・文体で執筆している。
考察全体の方向性や思想については、総合目次ページを参照されたい。

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