茨城県つくば市にある「ジェイソン村」は、一家心中や不審な事故の噂が囁かれる心霊スポットである。その不可解な怪奇現象と共に、血生臭い匂いや謎の声が訪れる者を震え上がらせると言われている。今回は、茨城ジェイソン村のウワサの心霊話を紹介する。

茨城ジェイソン村とは？

茨城ジェイソン村は、茨城県つくば市にある廃屋群で、かつて「中島プレス工業株式会社牛久工場」の跡地である。

ジェイソン村という名前は、ホラー映画『13日の金曜日』の主人公ジェイソンにちなんで名付けられたとされ、心霊スポットや肝試しの場として知られている。

工場は1990年代に閉鎖され、その後2000年代初頭から「ジェイソン村」としての噂が広まった。

この工場の裏手には、民家とみられる数棟の廃屋が残り、一部では「自殺の館」や「少女の館」、「画家の館」といった異名で呼ばれている。

この廃屋群が、ホラー映画のような不気味な雰囲気を漂わせ、多くの心霊現象が報告されているため、今も多くの人々を引き寄せている。

茨城ジェイソン村の心霊現象

茨城ジェイソン村の心霊現象は、

• 誰もいないはずの廃屋から少女の叫び声が聞こえる
• 「お母さん、やめて」という声が響く
• ホッケーマスクをかぶった女性の霊が現れる
• 廃墟を訪れると吐き気がする

である。噂では、ジェイソン村にある廃屋の一つで一家心中が起きたとされ、特に廊下や二階の寝室で苦しげな声が聞こえることがあるという。

最も有名なのは、「お母さん、やめて」という少女の叫び声である。

この声は、母親が娘を手にかけたという悲劇的な事件を反映していると考えられており、訪れた者の耳元に直接囁きかけるように聞こえることもあるという。

また、少女の声が響く場所では冷たい風が吹き抜ける感覚に襲われるとも言われる。

さらに、ジェイソン村の敷地内ではホッケーマスクを被った女性の霊が目撃されるという話もある。

この女性の霊は、工場が廃墟となった後に暴走族に襲われた若い女性の霊だとされ、復讐心からこの場所にとどまり、時折訪問者の後ろに現れるという。

特に夜間、村の近くをバイクで通り過ぎると、突然後ろに女性が乗り込んできて恐ろしいほどの圧力を感じ、パニックに陥り事故を起こすこともあるとされる。

その他、ジェイソン村を訪れた多くの人が、血生臭い匂いを感じたり、吐き気を催すと報告している。

地元の霊能者によれば、この場所には複数の女性の霊が彷徨っており、その怨念が空気に満ちているために訪問者に悪影響を与えるのではないかと考えられている。

茨城ジェイソン村の心霊体験談

ジェイソン村を訪れた者の多くは、異様な雰囲気と不気味な現象を体験している。

ある肝試しグループは、廃屋の廊下を歩いていると突然「お母さん、やめて」という悲鳴が響き渡り、驚きで逃げ出したと語っている。

また、別の訪問者は、ホッケーマスクを被った女性の霊が車の後部座席に現れ、その姿を見たとたんに激しい吐き気と恐怖に襲われたと証言している。

茨城ジェイソン村の心霊考察

ジェイソン村の怪異現象は、かつて起きた事件や悲劇に由来すると考えられている。

特に一家心中の噂や、女性の霊が復讐のために残ったとされる話は、この場所に残る霊的エネルギーの存在を示唆している。

また、霊感のある訪問者が強い吐き気や怨念を感じると語ることから、村全体が強い負のエネルギーに包まれているのではないかとも推測される。

茨城ジェイソン村は、訪れる者の好奇心を引きつけながらも、その背後に隠された忌まわしい歴史と強烈な霊的力によって恐れられている心霊スポットである。

茨城ジェイソン村の地図