市ヶ尾横穴古墳群

神奈川県横浜市青葉区に位置する「市ヶ尾横穴古墳群」は、古代の遺跡として知られていますが、同時に不気味な心霊現象がささやかれる心霊スポットとしても知られています。今回は、市ヶ尾横穴古墳群にまつわるウワサの心霊話を紹介する。

市ヶ尾横穴古墳群とは?

市ケ尾横穴古墳群の外観

市ヶ尾横穴古墳群は、6世紀後半から7世紀後半にかけて古墳時代末期に建てられた横穴墓であり、有力な農民やその家族の墓と考えられている。

全体で19基の横穴墓があり、A群12基、B群7基に分かれている。

1933年に初めて発見され、昭和31年に再調査が行われ、刀や土器などの埋葬品が発見されている。

この遺跡は、横浜市によって保護され、現在は「市ケ尾遺跡公園」として整備されている。

この古墳群は、斜面の泥岩や凝灰岩質のやわらかい岩盤を掘り込み、横穴状の墓室を形成しており、それぞれの横穴には異なる特徴が見られる。

窓付きの横穴や蓋付きの横穴も存在し、一部の横穴は内部を見学できるようになっている​。

また、この場所は神奈川県指定の史跡に登録されており、訪れる人々に古代の埋葬文化を伝えている。

市ヶ尾横穴古墳群の心霊現象

市ヶ尾横穴古墳群では、以下のような心霊現象が報告されている。

  • 鎧武者の霊の目撃
  • 謎の足音
  • すり抜ける足音
  • 謎の視線や声

鎧武者の霊の目撃

市ヶ尾横穴古墳群では、夜間に鎧を着た武者の霊が出現することがあるとされる。

彼の姿は、斜面の横穴の前で現れ、ガシャン、ガシャンと鎧の擦れる音を響かせながら歩いているという。

この霊は、武士としての生涯を送った者の魂が、この地で何かを守っているのかもしれない。

なぜ鎧武者の霊が出現するのか、その理由は明らかではないが、古代の戦いの記憶や埋葬された者たちの無念が現れていると考えられている。

謎の足音

深夜になると、横穴付近で鎧を着た人物のような足音が聞こえてくるという話が絶えない。

これらの足音は、訪れた者の体をすり抜け、背後へと遠ざかっていくため、多くの人が恐怖を感じる。

また、この足音は、古墳群のどこからでも聞こえるわけではなく、特定の横穴墓の前でだけ感じられることが多いという。

すり抜ける足音

「ガチャン、ガチャン…」という鎧を着た武者のような足音が、体のすぐそばを通り過ぎる体験談がある。

まるで霊そのものが目の前を歩いているかのように感じられ、足音が体をすり抜けると同時に冷たい風を感じることもあるという。

これを体験した者たちは、その瞬間に身の毛がよだつような恐怖を感じ、動けなくなったと語っている。

謎の視線や声

横穴の周辺で、誰もいないのに強い視線を感じたり、微かに囁くような声が聞こえたりする現象も報告されている。

これらは、横穴に埋葬された者たちの魂が、訪れる者に何かを伝えようとしているのかもしれない。

市ヶ尾横穴古墳群の心霊体験談

「深夜に友人と市ヶ尾横穴古墳群を訪れた際、ガチャガチャという足音が聞こえてきました。誰もいないはずの場所からその音が近づき、まるで鎧武者がこちらに向かってくるかのようでした。音が私たちをすり抜け、背後に遠ざかると同時に、全身に冷たい空気が走りました。恐ろしくて、その場から逃げることしかできませんでした」(横浜市在住・20代男性)。

市ヶ尾横穴古墳群の心霊考察

市ヶ尾横穴古墳群の心霊現象は、この場所に埋葬された古代の有力者やその家族、さらには戦乱に巻き込まれた者たちの魂が関係していると考えられる。

鎧武者の霊は、古代にこの地で生き、死を迎えた武士や豪族の魂が未だに成仏できず、この場所に縛られているのだろう。

彼らの無念や守護の思いが、今もなお訪れる者に恐怖として現れているのかもしれない。

この場所を訪れる際は、軽い気持ちで肝試しをすることは避け、静かにこの地の歴史を思いながら歩くことを心がけるべきである。

そうすることで、霊たちもまた、静かにその姿を見守ってくれるかもしれない。

市ヶ尾横穴古墳群の地図

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