山深く、地元の人々すら足を踏み入れたがらない場所に架かる「飯谷2号橋」。自ら命を絶つ者が後を絶たず、「自◯二連橋」として知られるこの橋には、数多くの不可解な心霊現象がウワサされている。今回は、飯谷2号橋にまつわるウワサの心霊話を紹介する。
飯谷2号橋とは?

飯谷2号橋は、地元では「自◯二連橋」とも呼ばれる不気味な橋である。
この橋は山奥にひっそりと佇んでおり、周囲は鬱蒼とした森に囲まれている。
橋の手前には飯谷1号橋が架かっており、二つの橋は合わせて数多くの自◯者を生んだ恐ろしい場所として知られている。
そのすぐ近くにはダムがあり、本来であればドライブコースとして美しい景観を楽しめるはずの場所である。
しかしながら、この橋周辺はあまりにも多くの命が絶たれたため、いつしか地元住民ですら夜に近づこうとしない忌避すべき場所と化してしまった。
飯谷2号橋の心霊現象
飯谷2号橋の心霊現象は、
- 男性の霊が橋の上に現れる
- 橋から下を覗くと、暗闇の中から手招きをする腕が見える
- 夜中に橋に立つ自◯者の姿が目撃される
- 橋の上を車で通ると、不意に冷気に包まれ肩を叩かれる感触がする
である。以下、これらの怪異について記述する。
まず、この橋で最も恐れられているのは、夜中に橋を訪れた人々が必ずといっていいほど遭遇する男性の霊である。
その霊は決まって橋の中央付近に立ち、暗い顔をして下を覗き込んでいる。
車のライトがその男を照らした瞬間、フッと霧のように消えてしまうのが常である。
また、橋の欄干から下を覗いた者は、そこにいるはずのない白く細い腕が闇の中から伸び、こちらに向かってゆっくりと手招きをするのを目撃するという。
中には、呼ばれるようにふらふらと欄干に近づき、我に返って慌てて逃げ帰ったという証言もある。
さらに、夜中に車で橋を渡っている最中、突然窓の外から「コン、コン」と爪で叩かれるような音がし、同時に車内の温度が一気に下がったという報告も多い。
後部座席を振り返ると、真っ暗な座席にうっすらと人影が見えたという話もある。
飯谷2号橋の心霊体験談
夜中に車で友人とこの橋を通ったときのことだ。
周囲は街灯もなく真っ暗で、森が黒い壁のように迫ってきていた。
車通りがなくなると同時に、なぜか強烈な不安感に襲われた。
橋を渡り切る寸前、助手席の友人が突然『やばい、橋の下から見てる…』と震え出した。
恐ろしくてこちらは覗くことすらできず、そのまま車を加速させ逃げ帰った。
今思えば、あのとき覗いていたら、もう戻って来れなかったのではないかと思う。
飯谷2号橋の心霊考察
これだけ多くの自◯者が出てしまうのは、この場所自体に何らかの負の因縁が刻み込まれてしまっているからであろう。
橋の下から手招く腕、姿を現す男性の霊、異様な冷気や気配は、まだ成仏できずに彷徨い続ける者たちの怨念の表れである。
また、橋の上で命を絶った者の魂が、この場所に引き寄せられる者をさらに呼び込んでいる可能性も考えられる。
そうやって負の連鎖が繰り返され、橋はますます強い呪縛に囚われていくのだ。
何気なく通り過ぎるだけでも、その影響を受けてしまう可能性は大いにある。
興味本位で近づくのは、決して賢明とは言えないだろう。
飯谷2号橋の地図
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