埼玉県三芳町にある上富トンネルは、悪霊が集まる心霊スポットとして恐れられている。特に夜になると、この場所は多くの異常現象が報告され、心霊マニアの間で有名だ。今回は、上富トンネルにまつわるウワサの心霊話を紹介する。
上富トンネルとは?
上富トンネルは、関越自動車道の下に位置するトンネルで、普段はひっそりとした農道に隠れるように存在している。
川越インターから三芳パーキングエリアの自動車専用出口を抜け、砂川堀付近の道を進むとわずか15秒ほどでこのトンネルにたどり着く。
このトンネルの歴史は浅いが、その恐怖のウワサは埼玉県内でも広く知れ渡っている。
日中でも薄暗い雰囲気が漂うトンネル内は、ひんやりとした空気が漂い、訪れる者に嫌な予感を与える。
その壁には多数の落書きが施されており、何度も心霊現象が目撃されていることから、地元の人々の間では「夜には近づくな」と忠告されている。
上富トンネルの心霊現象
上富トンネルで報告されている心霊現象は、以下の通りである。
- 血まみれの顔が壁に浮かび上がる
- トンネル内に響き渡るうめき声
- 車の後部座席に霊が乗り込んでくる
- 落書きを見つめると異常現象が起こる
これらの心霊現象は、特に夜間に多発しているとされ、訪問者たちを恐怖のどん底に突き落としている。
血まみれの顔が壁に浮かび上がる
このトンネルの壁には無数の落書きがあり、その中でも特に恐れられているのが「血まみれの顔」の現象である。
訪問者が落書きをじっと見つめていると、次第にその絵が変化し、血に染まった顔が浮かび上がると言われている。
この恐ろしい現象を体験した者は、心臓が凍りつくような寒気を感じるという。
トンネル内に響き渡るうめき声
深夜、このトンネルを訪れると、誰もいないはずのトンネル内に「うめき声」が響き渡るという。
声は男性とも女性とも区別がつかないほど不気味で、その場に留まっていると、次第に声が大きくなり、逃げ出したくなるような感覚に襲われる。
この声がどこから発せられているのかは未だに不明である。
車の後部座席に霊が乗り込んでくる
上富トンネルを車で通過する際、最も恐れられているのが「後部座席に霊が乗り込んでくる」という現象だ。
夜中に車を走らせていると、突然、後部座席の存在感を感じるという。
この霊は姿を見せないが、まるで人が座っているかのような重みや気配が感じられ、車を降りて確認すると誰もいないという恐ろしい体験が報告されている。
落書きを見つめると異常現象が起こる
上富トンネルの壁には数多くの落書きがされており、その中には非常に不気味な絵や文字も見られる。
じっとそれらの絵を凝視していると、異常現象が起こるというウワサが絶えない。
特に血まみれの顔が浮かび上がるという話は有名で、訪問者の多くがその瞬間に強烈な恐怖を味わったと語っている。
上富トンネルの心霊体験談
ある訪問者は、夜中に上富トンネルを車で通過した際、後部座席に誰かが座っているような気配を感じたという。
彼は一度停車し確認したが、誰もいなかった。
再び車を動かし始めると、今度はうめき声が響き渡り、恐怖のあまり急いでトンネルを抜けたという。
この体験は、彼にとって忘れられない恐怖となり、再びその場所を訪れることは二度とないだろうと語っている。
上富トンネルの心霊考察
上富トンネルに関する心霊現象は、その閉鎖的な構造や長い歴史に根ざしていると考えられる。
関越道の建設時に何らかの霊的存在がこの場所に引き寄せられた可能性もあり、現在も悪霊の溜まり場として機能しているのかもしれない。
また、落書きが霊的なエネルギーを引き寄せる役割を果たしているとも考えられ、特に夜間はその影響が強くなると言われている。
訪問者は、この場所で霊を刺激しないように慎重な行動を取るべきであり、軽い気持ちで肝試しに行くことは絶対に避けるべきである。
上富トンネルは、単なる心霊スポットではなく、訪れる者に強烈な恐怖を与える場所である。
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