警弥郷公園のウワサの心霊話

那珂川沿いに整備された福岡市南区の警弥郷公園には、美しい自然の裏に奇妙な噂が潜んでいる。対岸に位置する老司遺跡などの影響を受け、川を渡って幽霊が現れるという話が後を絶たないという。今回は、警弥郷公園にまつわるウワサの心霊話を紹介する。


警弥郷公園とは?

警弥郷公園の外観

警弥郷公園(けやごうこうえん)は、福岡市南区に位置し、那珂川沿いに整備された比較的新しい都市型公園である。

正式名称としては明記されていないが、地元では「那珂川河川敷公園」とも呼ばれている。

周囲には住宅地が広がる一方、対岸には古墳や遺跡が点在し、歴史の深い地域でもある。

公園のすぐ向かいには、心霊スポットとして知られる「老司遺跡」があり、その存在が警弥郷公園に奇妙な霊的影響を及ぼしていると囁かれている。


警弥郷公園の心霊現象

警弥郷公園の心霊現象は、

  • 黒いフードをかぶった男性の幽霊が、水面に直立したまま浮かんでいる
  • 川沿いの遊歩道で、誰もいないのに足音だけが聞こえる
  • 夜になると、警弥郷橋周辺で白い人影が川を横切る
  • 老松橋付近で水音もないのに、ざわざわと囁くような声が聞こえる

である。以下、これらの怪異について記述する。

まず、最も不気味とされるのが「黒いフードの男の幽霊」である。

この霊は、夜の川面に直立不動で現れ、水に浮かぶように佇んでいる。

目撃者によると、その幽霊はまるで川の流れに乗って移動しているようで、人間とは思えない奇妙な存在感を放っていたという。

「怖い」と感じるよりも、ただただ不思議で、現実感がないのが逆に恐ろしい。

次に報告されているのが、遊歩道での「足音」の怪異である。誰もいないにもかかわらず、ぬかるんだ地面を踏みしめるような湿った足音が後ろからついてくる。

振り返っても、そこには何もいない。時間帯は主に深夜から未明にかけてであり、静寂の中で足音だけが鮮明に響く。

警弥郷橋周辺では、「白い人影」が川を横切るという話がある。

人影は川面を渡るようにふわりと現れ、すぐに消える。

老司遺跡から流れ着いた霊が川を渡ってきているのではないかとも言われている。

老松橋付近では、「水音もないのに聞こえる声」が問題視されている。

夜になると、水面から囁くような声が聞こえてくるが、そこには誰もいない。

水辺特有の反響では説明できず、「誰かがこちらを見て、語りかけている」と感じた者もいたという。


警弥郷公園の心霊体験談

ある地元住民は、夜の川沿いを散歩していた際に、対岸に黒いフードの男を見つけた。

遠目には人のように見えたが、よく見ると足元が水面に沈んでおらず、ただ川の上に立っている状態だった。

風もないのに男のフードが揺れており、不気味さを感じたが、なぜか怖くはなかったという。

後に「幽霊は水に乗って移動する」という噂を知り、ようやく見たものの正体に思い当たったとのことである。


警弥郷公園の心霊考察

警弥郷公園の心霊現象の背景には、地理的な要因が関係していると考えられる。

まず、対岸に位置する老司遺跡が強い霊的エネルギーを放っており、そこから那珂川を通じて霊が流れてくるという説がある。

また那珂川自体が、海水の逆流が起きやすい特殊な構造を持ち、福岡では珍しく常に水位が高い。水は古来より霊を呼ぶ媒体とされており、その影響で霊が集まりやすく、移動もしやすい環境が整っているのかもしれない。

特に、水辺に現れる霊は「渡る」「引き込む」といった目的を持つことが多く、実際に警弥郷公園周辺では水難事故や不審な失踪も囁かれている。

これらの出来事が偶然とは言い切れず、警弥郷公園が“霊の通り道”である可能性も否定できない。

警弥郷公園は、美しく整備された公園でありながら、その裏には静かに佇む恐怖が潜んでいる場所である。


警弥郷公園の地図

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