群馬県桐生市に位置する桐生川ダム(梅田湖)は、美しい自然に囲まれた観光地であると同時に、恐怖の心霊スポットとしても知られている。この地では、多くの不気味な体験談が語られており、その異様な雰囲気に引き寄せられるように訪れる者も少なくない。今回は、桐生川ダム(梅田湖)にまつわるウワサの心霊話を紹介する。
桐生川ダム(梅田湖)とは?
桐生川ダムは、1982年に桐生川上流に建設された多目的ダムである。洪水調節、農業用水の供給、水力発電を目的としており、そのダムによって形成された湖が梅田湖だ。
周囲は緑豊かな自然が広がり、日中は釣りやボート遊びなどで賑わう。
しかし、この地には暗い歴史が刻まれている。
桐生川ダム建設の際、多くの住民が集落を離れることを余儀なくされ、湖底には寺院や墓地も沈んでいる。
ダム建設の犠牲となったこの地には、未練を残した霊が今も彷徨っているのではないかと言われている。
桐生川ダム(梅田湖)の心霊現象
桐生川ダム(梅田湖)では、以下のような心霊現象が報告されている。
- 子供の泣き叫ぶ声が湖畔から聞こえる
- ダム周辺で血塗れの赤いビキニを着た女性の霊が目撃される
- 「助けて」と叫びながら橋を走る子供の霊が現れる
- 車内に残された子供たちの無念の霊が現れる
- ダム湖に沈んだ集落の住民たちの霊が現れる
- 湖畔で撮影した動画に赤ちゃんの泣き声が記録される
子供の泣き叫ぶ声が湖畔から聞こえる
ある夜、桐生川ダムを訪れた男性が湖畔を歩いていると、遠くから子供の泣き叫ぶ声が聞こえた。
その声は次第に近づいてきたが、周囲には誰もいない。
声は「嫌だ!行きたくない!」と叫びながら湖へ向かうようで、男性は恐怖でその場を立ち去ったという。
この声は、かつて湖で母親に命を奪われた子供の霊だとされる。
血塗れの赤いビキニを着た女性の霊
冬の寒い夜、若者グループがダムを訪れた際、湖畔で赤いビキニを着た女性を目撃した。
心配して声をかけようと近づくと、女性の顔は皮膚が剥がれ落ち、目はむき出しで血塗れだったという。
その恐ろしい姿を目撃した者は、その後も悪夢にうなされるという。
橋を走る子供の霊
梅田湖の橋を車で通過中、「助けて!」と叫びながら走る子供の姿が突然現れるという。
この霊は、かつて両親が車を離れている間に車ごとダムに落とされた兄妹のうち、命を落とした男の子ではないかと言われている。
車内に残された子供たちの霊
両親が車から離れている隙に車を盗まれ、車内に残された兄妹がダムに投げ落とされる事件があった。
姉は木に引っかかり助かったが、弟は溺死した。この事件以降、ダム付近で車内に霊が現れるという報告が相次いでいる。
湖に沈んだ集落の住民たちの霊
ダムの建設で湖底に沈んだ集落の住民たちの霊が、湖面に姿を現すことがあるという。
湖を訪れた人が、ぼんやりとした人影が水面を歩くのを目撃したという話もある。また、湖中から手を伸ばすような現象も報告されている。
動画に記録された赤ちゃんの泣き声
ある心霊配信者が湖畔で撮影した映像には、現場では聞こえなかったはずの赤ちゃんの泣き声が記録されていた。
この奇妙な音声は、後の検証でも赤ん坊の声だと認識されたが、音の発生源は不明のままだ。
桐生川ダム(梅田湖)の心霊体験談
ある心霊好きのグループが深夜に桐生川ダムを訪れた際、橋の上で突然「助けて!」という叫び声を聞いたという。
声の方向を見ると、白い服を着た子供が橋の端に立っており、次の瞬間、姿を消した。
この体験以降、彼らは二度とこの地に足を踏み入れられなくなったという。
桐生川ダム(梅田湖)の心霊考察
桐生川ダム(梅田湖)の心霊現象は、多くの悲劇的な歴史に起因していると考えられる。
湖底に沈んだ集落、交通事故や殺人事件など、この地には数々の無念や悲しみが刻まれている。
その思いがこの地に留まり、霊的な現象として人々に訴えかけているのではないだろうか。
訪れる際は、心霊現象への興味本位だけでなく、この地に宿る歴史や悲しみにも思いを馳せるべきである。
桐生川ダム(梅田湖)は、美しい景観の裏に恐ろしい秘密を秘めた場所なのだ
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