倉戸山は東京都奥多摩町に位置し、美しい景観を楽しめる山として知られているが、その裏には恐ろしい伝説と心霊現象が隠されている。古くから「祟り山」として地元で恐れられてきたこの山には、山姥(やまんば)にまつわる悲惨な伝説が残されており、登山者が遭難するなどの不吉な出来事が相次いでいる。今回は、この倉戸山にまつわるウワサの心霊話を紹介する。
倉戸山とは?
倉戸山は標高1169メートルの山で、奥多摩湖からアクセスしやすい登山スポットとして知られている。
しかし、この山は昔から「名の悪い山」として恐れられ、地元住民たちの間では祟りの話が語り継がれている。
特に「山姥(やまんば)」に関する恐ろしい伝説が有名であり、その影響で不気味な現象が頻繁に報告されている。
現在では、かつての墓が湖底に沈んでいるが、山全体には未だに強力な霊的なエネルギーが残っているとされている。
倉戸山の心霊現象
倉戸山で報告される心霊現象は以下の通りである。
- 山中で老婆の呻き声が聞こえる
- 急に体調が悪くなり、足が動かなくなる
- かつて埋葬された山姥の霊がさまよう
これらの現象は特に夜間に報告されることが多く、登山者に強い恐怖を与えている
老婆の呻き声の出現
最も有名な心霊現象の一つは、山中で老婆の呻き声が聞こえるというものである。
この呻き声は、まるで山姥の霊が未だに山を彷徨い続け、無念を訴えているかのようである。
昔、村人たちによって退治された山姥の体が36に切り分けられて山中に埋められたという伝説があり、この祟りが今でも続いていると信じられている。
体調不良や足が動かなくなる現象
倉戸山を登る者の中には、突然体調が悪化し、足が動かなくなるという怪異を体験する者が後を絶たない。
この現象は、霊的な力が登山者の体に影響を及ぼしている証拠であるとされ、特に山姥の呪いによって引き起こされるというウワサが強い。
山姥の霊がさまよう
昔、山姥がこの山で暴れ、子供をさらっては食べていたという伝説がある。
村人たちは彼女を退治し、体を切り分けて埋めたが、その後も山には彼女の祟りが残り続け、霊が山中をさまよっているとされている。
現在でも、登山者が彼女の霊に遭遇すると、不幸な出来事が続くと言われている。
足音や気配の現象
夜になると、倉戸山の登山道で足音や気配を感じることがある。
特に、誰もいないはずの場所から足音が聞こえると報告されており、山姥の霊が未だにこの山を守っているのではないかと恐れられている。
倉戸山の心霊体験談
ある登山者が夜に倉戸山を訪れた際、山中で突然老婆の呻き声を聞き、背後から強烈な気配を感じたという。
その気配が次第に近づいてくるのを感じ、恐怖に駆られてその場を走り去ったが、翌日から原因不明の体調不良に悩まされた。
また、別の登山者は、山姥の霊が登山道に立っているのを目撃し、その直後に足が動かなくなり、その場に倒れ込んでしまったと語っている。
倉戸山の心霊考察
倉戸山で発生する心霊現象の多くは、山姥にまつわる呪いと密接に関係していると考えられている。
特に、山中で聞こえる呻き声や異常現象は、かつて暴れまわった山姥の怨念が今でも山に残っている証拠である。
また、この山には独特の霊的なエネルギーが集まっており、その力が登山者に影響を与えているとされる。
このように、倉戸山は単なる登山スポットではなく、強力な祟りと霊的な存在が潜む場所として恐れられている。
訪れる際には十分な注意が必要である。
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