広島県東広島市の住宅街に突如佇む廃病院「黒瀬病院(正仁クリニック)」。その異様な雰囲気と数々の怪奇現象の噂が重なり、全国的に心霊スポットとして知られる存在である。今回は、黒瀬病院にまつわるウワサの心霊話を紹介する。
黒瀬病院とは?
黒瀬病院は、広島県東広島市に位置する3階建ての廃病院である。
正式名称は「正仁クリニック」。
1983年に開院したが、翌年には競売開始が決定され、その後も所有権が転々とするなど、経営上の問題に悩まされた過去を持つ。
最終的に閉院に至り、現在では完全に廃墟化している。
建物は住宅地の中に突然現れる不思議な立地にあり、外観はバリケードや鉄板で封鎖されている。
しかし、経年劣化による落書きや荒廃した様子が異様な雰囲気を醸し出しており、心霊スポットとして注目を集めるようになった。
黒瀬病院の心霊現象
黒瀬病院の心霊現象は、
- 足音が聞こえる
- 窓ガラスから何者かが覗いている
- 屋上で何者かが手を振っている
- 帰宅途中、バックミラーやカーブミラーに人影が映り、高熱にうなされる
などが報告されている。
足音が聞こえる
廃墟であるはずの黒瀬病院内から、夜間に足音が聞こえるという報告が多い。
特に深夜にその音が大きくなり、建物を訪れる者に恐怖を与えている。
窓ガラスから何者かが覗いている
訪問者が建物外から観察していると、窓越しにこちらをじっと見つめる人影が目撃されることがある。
内部は完全に無人のはずであり、その正体は不明だ。
屋上で手を振る人影
屋上に人影が立ち、手を振っているという噂がある。
屋上へのアクセスは封鎖されているため、現実的には不可能な現象とされているが、多くの目撃証言が存在する。
帰宅途中の高熱現象
黒瀬病院を訪れた後、帰宅途中に車のバックミラーや道路のカーブミラーに人影が映ると、高熱にうなされるケースが報告されている。
この現象は病院の霊的影響と関連付けられることが多い。
黒瀬病院の心霊体験談
ある訪問者は、深夜に病院を訪れた際、建物内から足音が聞こえ、窓越しに何者かが覗いているのを目撃したという。
その後、帰宅途中でバックミラーに人影を見つけ、高熱にうなされる体験をしたと語っている。
このような具体的な体験談は、黒瀬病院がただの廃墟ではないとする噂を裏付けるものとなっている。
黒瀬病院の心霊考察
黒瀬病院で報告される心霊現象の多くは、廃墟特有の雰囲気や訪問者の心理的要因が影響している可能性がある。
しかし、具体的な体験談や噂の内容は現実的には説明がつかない部分も多い。
競売や閉院の歴史に隠された真相が霊的な現象と関係している可能性も考えられるが、さらなる調査が必要である。
黒瀬病院はその異様な佇まいと怪奇現象の噂が重なり、多くの心霊マニアの興味を引いている。
しかし、建物は老朽化が進んでおり、立ち入りは禁止されている。
興味本位での訪問は危険であり、控えるべきである。
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