円良田湖は埼玉県に位置する人造湖である。この湖は、釣りや桜の名所として知られているが、同時に多くの心霊現象が報告されている場所でもある。特に、夜に撮影した写真にはオーブが写り込むことが多く、霊が集まるとのウワサが立っている。今回は、円良田湖のウワサの心霊話を紹介する。

円良田湖とは？

円良田湖（つぶらたこ）は、埼玉県の大里郡寄居町と児玉郡美里町にまたがる人造湖である。

この湖は1942年に工事が始まり、1955年に竣工した。

農業用水の確保を目的に造られたこの湖は、周囲約4.3km、湖面積約11万平方メートルを誇る。

周辺は美しい自然に囲まれ、春には1500本のソメイヨシノが一斉に咲き誇る桜の名所としても知られている。

しかし、そこには忘れられた悲劇の影が潜んでいる。

円良田湖の心霊現象

円良田湖では、以下のような心霊現象が目撃されている。

• 湖の近くに現れる霊魂
• 夜に写真を撮ると現れる無数のオーブ
• 昔、この場所で行き倒れになった人々の霊が集まるとの噂
• 夜になると邪気が強くなり、不気味な気配を感じることがある

これらの現象は、地元の人々に恐れられ、心霊スポットとしての地位を確立している。

特に注目すべきは、湖で目撃されるオーブの存在である。

釣りを楽しむ人々や訪問者たちは、カメラを持参し、夜に湖の周囲を探索することが多いが、そこで撮影された写真には、まるで霊魂が集まっているかのように多数のオーブが映り込むことが報告されている。

これらのオーブは、決して自然現象ではなく、亡くなった人々の魂の象徴とも言われている。

しかし、オーブはホコリや水蒸気の反射であるとも指摘されており、心霊現象かどうかは未だに議論を呼んでいる​。

また、円良田湖は周辺住民の生活にも影響を与えた。

湖の造成に伴い、一部の世帯は水没区域に含まれ、立ち退きを余儀なくされた。

これにより、無念の思いを抱えた霊が湖に残っているとの噂もある。

円良田湖の心霊体験談

ある訪問者は、夜中に自転車で円良田湖に向かった。

途中、周囲が静まり返る中、木々が揺れる音が不気味に響いた。

彼は、「猿が飛び乗っているような音」と表現した。

その恐怖感から、結局、円良田湖には到達せずに引き返したという。

この体験は、円良田湖の周辺が夜には身の危険を感じる場所であることを物語っている。

円良田湖の心霊考察

円良田湖における心霊現象は、過去の悲劇的な出来事や水没した人々の未練が絡んでいると考えられる。

湖の周囲に漂う不気味な雰囲気や、訪問者が感じる霊的な気配は、忘れられた魂たちの存在を示唆しているのかもしれない。

特に夜間は、浮かばれない霊の邪気が強くなると言われており、これから訪れる者には警告が必要である。

円良田湖は、ただの観光スポットではなく、多くの心霊現象が集まる場所として、その神秘的な一面を持っている。

恐れずに近づく者には、想定外の恐怖が待ち受けていることを忘れてはならない。

円良田湖の地図