滋賀県に存在する心霊スポット、三雲トンネルとその手前にある公衆電話ボックス。この場所では数々の怪奇現象と恐怖体験を体験するという。今回は、三雲トンネルと電話ボックスのウワサの心霊話を紹介する。
三雲トンネルと電話ボックスとは?
三雲トンネルは滋賀県湖南市に位置するトンネルで、1990年に完成した比較的新しいトンネルである。
延長900m、幅9m、高さ4.5mで、滋賀県道4号線上にある。
また、このトンネルの手前にある公衆電話ボックスも心霊スポットとして知られている。
このエリアは周囲を山に囲まれ、民家はほとんどないが、交通量は比較的多い。
三雲トンネルと電話ボックスの心霊現象
三雲トンネルと電話ボックスの心霊現象は、
- トンネル内で車を運転中に老婆が追い抜いていく
- 公衆電話で長髪の女性が現れる
- 写真撮影で心霊写真が撮れる
- トンネルを通ると気分が悪くなる
である。
トンネル内で車を運転中に老婆が追い抜いていく
深夜2時頃、三雲トンネル内を走行中、突然背後から老婆が猛スピードで追い抜き、振り返りざまにニヤリと笑うという目撃談が多い。
この老婆は「ダッシュババア」や「ターボばあちゃん」とも呼ばれる。
公衆電話で長髪の女性が現れる
トンネル手前にある公衆電話では、深夜に電話を使用すると、黒髪の女性の霊が近づいてくるという。
目撃情報によると、この女性は突然現れ、何も言わずに消えてしまうという。
写真撮影で心霊写真が撮れる
公衆電話やその周辺で撮影を行うと、高確率で心霊写真が撮れると言われている。
特に、人の手や顔が写り込むことが多いという。
トンネルを通ると気分が悪くなる
トンネル内を通過する際に、急に体調が悪くなる、息苦しくなるといった現象が報告されている。
これらは霊的な影響と考えられている。
三雲トンネルと電話ボックスの心霊体験談
体験談1
4年前、友人が三雲トンネルを通り抜けた際、左手にある電気設備の建物付近で、失踪した同級生A君に似た人物を目撃した。
A君は中学2年生の頃に行方不明となり、その姿は当時のままだった。
友人は車を止めて探したが、見つけることはできなかった。
もしそれがA君だったとすれば、彼は既に故人である可能性が高い。
体験談2
ある人物が夜8時頃、公衆電話から自身の携帯にかけようとしたところ繋がらず、そのまま帰宅。
しかし深夜に公衆電話から3回の着信があり、恐怖を感じたという。
三雲トンネルと電話ボックスの心霊考察
三雲トンネルと公衆電話ボックスにまつわる心霊現象は、地元住民の間で語り継がれる噂と実際の体験談が絡み合っている。
このエリアには過去の不幸な出来事や事故が関係している可能性もあるが、具体的な歴史的背景や事件との直接的な繋がりは明らかではない。
心霊写真や霊的な体調不良は、心理的な暗示や環境的な要因も考えられるが、目撃談の中には詳細で一致する部分も多いため、全てが偶然とは言い難い。
特に、長髪の女性の霊やダッシュババアのような存在は、地域特有の都市伝説とも絡んでいる可能性がある。
これらの現象が事実であるにせよ、心理的な恐怖がそれをさらに助長しているのは確かである。
この場所を訪れる際は、安易な気持ちで近づかない方が良いかもしれない。
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