岬之町埠頭公園のウワサの心霊話

岬之町埠頭公園には、かつて公衆便所内で焼死体が発見されたという衝撃的な事件が存在する。それ以降、この公園では不可解な現象が報告されるようになり、夜間には近づかない方がよいという噂が広まった。今回は、岬之町埠頭公園にまつわるウワサの心霊話を紹介する。


岬之町埠頭公園とは?

岬之町埠頭公園の外観

岬之町埠頭公園は、山口県下関市の港湾エリアに位置する静かな公園である。

敷地内にはトイレやベンチが設けられており、周囲には関門海峡を望める絶好の景観が広がっている。

近年では「関門ヘリコプター遊覧」などの観光スポットも整備され、関門花火大会の会場としても知られている。

しかし、華やかな表の顔とは裏腹に、この場所には人目を避けるかのように停められた不審な車が並ぶことも多く、一部では地元住民の間で“近づくべきでない時間帯”が存在すると語られている。


岬之町埠頭公園の心霊現象

岬之町埠頭公園の心霊現象は、

  • 公園内の公衆便所で焼死した男性の霊が目撃されている
  • 夜間にトイレから焦げ臭い匂いが漂うことがある
  • 路駐された車の中に“誰も乗っていないのに明かりが灯る”という不可解な現象
  • トイレの鏡に映るはずのない“第三の影”が見えるという証言

である。以下、これらの怪異について記述する。

平成18年10月30日午後6時14分、岬之町埠頭公園の公衆便所内で、高度に焼損した男性の遺体が発見された。

身元不明。

推定年齢は50歳から75歳、身長約160センチの中肉体型。

氏名も住所も明らかになっていないまま、火に包まれたその最期はあまりにも凄惨であった。

以来、このトイレでは奇妙な現象が絶えない。

深夜になると、誰もいないはずの便所内から「バチッ…バチッ…」という何かが燃えるような音が聞こえる。

ある清掃員の話によれば、便器のひとつが“いつも湿っている”と証言しており、それが焼け焦げたような黒ずみを帯びているという。

また、公園の周囲には深夜にも関わらず複数の車が停まっていることがあるが、中には“窓ガラス越しに男の顔が見えた”と話す者もいる。

その顔には、皮膚が爛れたような火傷の痕があったとも──。

さらに、不気味なメッセージを記した看板が存在する。

「許しません。密航!」とだけ記された異様な文言。

その異質さも相まって、公園全体がどこか異様な“負の空気”を纏っているように感じられるのだ。


岬之町埠頭公園の心霊体験談

ある地元の男性が、関門花火大会の帰りに岬之町埠頭公園のトイレを利用した際のことである。

個室に入り、用を足していると、誰かが隣のドアを叩く音がした。

最初はただの酔客かと思ったが、叩く音は徐々にリズムを持ち、最後には“扉をこじ開けようとする”ような激しい音に変わったという。

恐怖を感じて個室を飛び出すと、そこには誰もいなかった。

しかし、鏡に映った自分の背後に、黒焦げの顔が一瞬だけ写っていたという。


岬之町埠頭公園の心霊考察

この公園で発生した焼死事件は、未解決のまま風化していった。

しかし、霊的な痕跡は今なおこの場所に残り続けているように思われる。

人は無念の死を遂げると、その魂はその場にとどまりやすいと言われる。

特に焼死という激しい苦痛を伴う死に方であれば、なおさら霊的エネルギーが強く残留するとも考えられる。

岬之町埠頭公園では、“見えない存在”が、静かに、しかし確かに息づいている。

遊覧飛行や花火で賑わう場所のすぐ裏手で、誰にも救われることなくさまよう魂がある──この事実を、我々は忘れてはならない。


岬之町埠頭公園の地図

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