七ツ池公園には、かつて焼身自殺をした老婆の霊が出没するというウワサがあり、特に公衆トイレ付近での目撃が多い。また、池近くの雑木林では他殺体が発見され、被害者の霊もさまよっているとされている。こうした事件が重なり、心霊スポットとしての評価が高まっている。今回は、七ツ池公園にまつわるウワサの心霊話を紹介する。
七ツ池公園とは?
七ツ池公園は千葉県銚子市にある、農業用水のため池として江戸時代に作られた歴史ある公園である。
名前の由来は、もともと7つの池が存在していたことに由来する。
江戸中期に銚子の人々が干ばつに苦しみ、農業用の水を確保するために作られた人口池で、「江戸堰」「上池」「中池」などの池が作られた。
その後の工事や自然災害により一部の池は姿を消し、現在は3つの池が残っている。
公園内には桜の木が多く植えられており、春には花見スポットとして多くの人々が訪れる場所でもある。
七ツ池公園の心霊現象
七ツ池公園では、以下のような心霊現象が報告されている。
- 老婆の霊の目撃情報
- 焼身自殺の現場となったトイレ付近での怪奇現象
- 雑木林で発見された他殺死体にまつわる霊の目撃談
- 池周辺での不気味な気配や足音
特に心霊現象が多発しているとされるのは、公衆トイレ付近である。
このトイレはかつて老婆が焼身自殺を図った場所であり、それ以来、夜になるとトイレ周辺で老婆の霊が目撃されているという。
また、車を駐車しようとバックミラーを確認した際、そこに老婆の顔が浮かび上がるという怪談も多い。
この老婆の霊は自殺によるものと言われているが、一部では他殺の可能性がささやかれており、霊が何かを訴えようとしているのではないかとも考えられている。
さらに、池に隣接する雑木林では、過去に他殺死体が発見された事件もあり、その被害者の霊が池の周辺をさまよっているという話も存在する。
このため、公園全体が心霊スポットとして知られるようになり、特に夜になると多くの肝試し客が訪れている。
七ツ池公園の心霊体験談
ある肝試しに訪れた人々は、トイレの周辺で誰もいないのに背後から視線を感じたり、駐車スペースで車を停めようとした際にバックミラーに老婆の顔を見たという。
また、池の近くで足音が響いたり、不気味な気配を感じるなど、多くの人が異様な体験を語っている。
七ツ池公園の心霊考察
七ツ池公園にまつわる心霊現象は、老婆の自殺や他殺事件に関連していると言われている。
公園内のトイレや雑木林など、特定の場所で霊が目撃されることが多く、これらの霊は成仏できないままその場に留まっているのではないかという見解がある。
また、歴史ある公園であることから、地元の人々がこの場所に何らかの「怨念」や「霊的な力」を感じることも少なくない。
心霊スポットとしての人気が高い一方で、夜間は非常に暗く、危険な場所でもあるため、訪れる際には注意が必要である。特にトイレ周辺や雑木林には、気をつけるべきだろう。
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