西河原公園のウワサの心霊話

西河原公園は、昼間は自然豊かな都市公園として知られている一方、日が落ちると途端に空気が変わり、不気味な静けさが漂う場所として語られている。今回は、西河原公園にまつわるウワサの心霊話を紹介する。


西河原公園とは?

西河原公園にあるトンネル

西河原公園は、茨木市の南北に細長く広がる大規模公園である。

市民プールやグラウンドを備え、木々が鬱蒼と茂る遊歩道が続く、自然豊かな都市公園として知られている。

園内には小川が流れ、ホタルが現れる時期もあるほど環境が整っている。

一方で、外から見ると小さな森のように暗がりが多く、場所によっては手入れが行き届かず、昼間でも薄暗い区画が存在する。

この“光と影の差”が、公園全体にどこか重く湿った空気を漂わせていると語られることがある。

さらに、公園の南側にはピンク色の大型滑り台が存在するが、この周辺だけ妙に空気が重いと感じる者も多いようである。


西河原公園の心霊現象

西河原公園の心霊現象は、

  • 公園内のトンネルで女性の顔が浮かび上がるというウワサ
  • 真夜中に口笛のような音や女性の悲鳴のような声が聞こえる話
  • 地蔵尊付近で地面に這いつくばる女性の姿が目撃されるという話
  • 公園周辺の交差点や駅で事故や自殺が多いという噂

である。以下、これらの怪異について記述する。

トンネルに現れる“浮かぶ顔”

公園内には国道の下を通るトンネルがあり、普段は子どもたちの描いた陶板画が並ぶ場所である。

だが、夜になると壁面の暗がりに“女性の顔のような形が浮かんでいた”という証言がある。

光の反射や影の偶然とも取れるが、見た人の多くが「視線を感じた」と語る点が不気味である。

深夜の“口笛”と“悲鳴に似た音”

深夜、公園を横断して帰宅する人々の間で、「誰もいない方向から口笛のような音が聞こえた」「風と違う、高い声のような音が響いた」といった証言がある。

人影のない遊歩道で突然音が止むこともあると言い、原因は特定されていない。

地蔵尊付近での“這う女性”

公園内の地蔵尊の周辺では、地面に這うように動く“女性の姿”が見えたという話が語られている。

多くは一瞬で消える影のようなもので、後を追っても確認できないという。

地蔵の周囲は夜になると異様に冷え込むという声もある。

事故が多い交差点・駅との関連

公園近くの西河原交差点では事故が多いとされ、一部では心霊スポットとして名を挙げられるほどである。

また、最寄り駅でも人身事故が続いた時期があり、その多くが自殺であったと噂されている。

事故の多発と、公園近くの神社が道路建設で分断されたことを結びつける説もある。

天照御魂神社と疣水磯良神社が現在は道路を挟んで南北に分かれており、“祟り”を語る者も少なくない。


西河原公園の心霊体験談

深夜に公園を横断したという市民は、人気のない遊歩道で突然口笛のような音が背後から聞こえたという。

振り返っても誰もおらず、足音もない。ただ、草木の揺れ方が風とは違い、不自然に一点だけ揺れていたという。

また、別の利用者は、南側の滑り台付近で異様な重さを感じ、急に吐き気のような感覚に襲われたと語る。

昼間であったにもかかわらず、滑り台の下に“何かがしゃがんでいるように見えた”が、目を凝らすと何もなかったという。


西河原公園の心霊考察

西河原公園の心霊現象は、草木が深く生い茂る地形や、昼夜で雰囲気が大きく変わる構造が心理的な不安を生みやすい点が影響していると考えられる。

とくにトンネルや地蔵尊付近のように視界が遮られる場所では、影や反射が“何か”に見えてしまうこともあるだろう。

しかし、特定の場所で同じような体験談が繰り返し語られている点は興味深い。

交差点での事故多発の噂や、神社分断の話が背景として語られることで、公園全体に“見えないものが潜んでいる”という印象を強めている可能性もある。

自然豊かな公園である一方、夜になると急に暗く、静寂に包まれる。

その“二面性”こそが、西河原公園を心霊スポットとして語り継がせている要因であるといえる。


西河原公園の地図

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