埼玉県日高市にあるNTT高指無線中継所は、かつて通信回線を中継する重要な施設であったが、現在では廃墟として知られ、心霊スポットとしても多くの噂が広まっている。近年では首吊り自殺が発見され、この場所は一層恐怖の象徴として注目されている。今回は、NTT高指無線中継所にまつわるウワサの心霊話を紹介する。
NTT高指無線中継所とは?
NTT高指無線中継所は、1958年に開設され、東京と新潟間のマイクロウェーブ回線を中継する施設として使われていた。
場所は埼玉県日高市の高指山にあり、通信の重要な拠点として長年利用されていた。
しかし、2006年に光ファイバーの普及に伴い、中継所としての役割を終え、廃止された。
廃墟となって以降は管理が行き届かず、施設は徐々に荒廃し、2010年代後半にはほとんど機能していない状態となっていた。
この施設には2基の電波塔が存在していたが、2008年にそのうち1基が撤去され、残った1基も蔦が絡まる廃墟のような状態になった。
建物は使用されなくなり、外階段や中庭も訪れる人々に不気味な印象を与えていた。
特に夜間には異様な雰囲気が漂い、次第に心霊スポットとして噂されるようになった。
NTT高指無線中継所の心霊現象
NTT高指無線中継所では、以下の心霊現象が報告されている。
- 首吊り自殺をした男性の霊が出没する
- 窓に映る不気味な人影
- 建物内から聞こえる人の気配や足音
- 周辺に漂う重苦しい空気
これらの心霊現象は、特に夜間に多く報告されており、廃墟を訪れる者に恐怖を与える。
首吊り自殺の発見
2020年1月25日、NTT高指無線中継所の外階段の踊り場で首を吊った男性の遺体が発見された。
この出来事は多くの人々に衝撃を与え、この場所がただの廃墟ではなく、実際に命が失われた現場であることを強く印象づけた。
この男性の霊が今でもこの場所に留まり、訪問者に影響を与えているという噂が広がっている。
窓に映る人影
廃墟となった建物の窓に、不気味な人影が映ることが報告されている。
多くの訪問者が、この人影を見たと語り、さらにその人物が一向に建物から出てこないため、実際には幽霊であると考えられている。
この現象は、特に夜間に頻繁に目撃されている。
不気味な気配と足音
建物内を歩いていると、どこからともなく人の気配や足音が聞こえるという報告も多い。
この現象は、首吊り自殺をした男性の霊が残した影響ではないかとされている。
NTT高指無線中継所の心霊体験談
ある訪問者は、夜中にNTT高指無線中継所に訪れた際、外階段の付近で誰かに見られているような感覚に襲われ、立ち去ることができなかったという。
また、別の訪問者は建物の窓に何度も人影を目撃し、その後すぐに恐怖を感じて逃げ出したと語っている。
これらの体験談は、この場所がただの廃墟ではなく、霊的な存在が強く残る場所であることを示している。
NTT高指無線中継所の心霊考察
NTT高指無線中継所は、長年にわたり使用されていた施設であり、その廃墟化によってさまざまな心霊現象が報告されている。
特に首吊り自殺が発見されたことで、霊的なエネルギーが強く残り、この場所を訪れる人々に強い影響を与えていると考えられる。
また、廃墟の構造や孤立した場所という特性が、さらに恐怖を増幅させている。
訪問者は十分な注意を払うべき場所であり、特に夜間の訪問は控えるべきである。
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